街から街へ あの日から今まで
どこにいたって Be myself
どこまで行こう
笑えれば勝ちさ
掬い上げた Moonlight
肩組めば Going on
Just keep it real
出典: STAY/作詞:WILYWNKA、SIRUP作曲:GeG
場所、時間に関係なく自分であり続けるのは難しいです。
特に社会に出た経験がある人ほど、その場の雰囲気や相手の空気に呑まれてしまいます。
いつも自分であり続けられる2人だからこそ、辛いことがあっても笑って乗り越えられたのでしょう。
そして雨が降る街で、水たまりの中で輝く月を彼らは掬いました。
普通は気にしないような明かりでさえ、彼はきっちり拾いあげていったのです。
現実と夢の狭間
求めてた理想だけ追っかける
なのにいつしか現実に追われてる
みんな金、時間、愛に悩まされてる
気づきゃ大事な人も忘れてる
出典: STAY/作詞:WILYWNKA、SIRUP作曲:GeG
夢を追い求めて田舎から街へと乗り出しても、現実は冷たいものです。
夢ばかり追いかける人を世間は冷たく扱います。
それにいつの間にか普段の生活をするのに精一杯で、自分が何のために街に来たのかも分かりません。
夢を追うことの難しさが語られていますね。
自分を決めるのは自分
何が正解。全て例外
自ら籠った狭い世界
それも悪ない。けどおもんない
から仕事サボってきづきゃ宴会
出典: STAY/作詞:WILYWNKA、SIRUP作曲:GeG
ここで歌われている世界とは一般的な社会人の生活のことでしょう。
学生の頃までは、正解と不正解がはっきりしていました。
それが社会に出ると正解はなく、普段のルーティン業務ですら例外が存在します。
毎日電車に揺られ、会社に着いて業務を行い、また電車に揺られての繰り返しです。
社会からすれば立派なことに見られますが、文字を見るだけでもその人生が退屈なことが分かります。
だから彼らは茨の道だと分かっていても、ビルの谷間に身を置いたのでしょう。
遊ぶために働く
ぶち壊してやる朝まで
そこの大人の話はわからねぇ
ずっとKIDSで夢を見てんだぜ
寝るま惜しんで遊んで働け
出典: STAY/作詞:WILYWNKA、SIRUP作曲:GeG
彼らが奏でる音楽は、クラブやディスコで朝までなり続けるでしょう。
最初、彼らの周りの大人は音楽活動を遊びと揶揄し、早く定職につくように諭したでしょう。
それは間違ってはいません、正しいことです。
しかし、彼らは音楽活動という夢を見続けたいと願っています。
夢を見るため(遊ぶため)に、お前らが寝ている間も働いてきたんだと皮肉っていますね。
最高の2人
虚ろな目で空見上げ
今日もなんだか笑えてる(Have a nice day)
クソだと言っても腐っても
俺はお前を愛せてる(I love you)
出典: STAY/作詞:WILYWNKA、SIRUP作曲:GeG
歌詞にもあったとおり、笑ったもの勝ちをここで体現しています。
心は泣いていても、笑顔を作ればその日を乗り越えられます。
どんなに相方がどん底に落ちようとも、2人は変わらず笑って乗り越えていくのでしょう。
2人の関係に憧れてしまいますね。
STAYのまとめ
彼らの優しい歌声は聴いていて、とても癒されますね。
ラップパートで3文字、4文字の韻をサラッと踏んでいくのも心地よいです。
ただ音楽の雰囲気に反して、歌詞がなかなか痛烈なことに驚いた人も多いのではないでしょうか?
辛いことも経験してきた彼らだからこそ、夢を追いかけている人に伝えられことがあります。
夢を叶えるために歩むことの大変さと、美しさが詰まった歌「STAY」の紹介でした。
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