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2017年06月25日更新

米津玄師「Flowerwall」の優しさ溢れる歌詞を徹底解釈

2015年1月にシングルとしてリリースされた「Flowerwall」は、発売から一年以上経ってからもCMソングとして使われ、米津玄師の代表曲とも言える曲でしょう。 人と触れ合うことの優しさが滲み出てくるような「Flowerwall」の歌詞に迫ります。

Flowerwallとは?

タイトルの「Flowerwall」を直訳すると「花の壁」です。実際に「花の壁」というものが存在するわけではありませんが、明るくポジティブな「花」、そしてネガティブとも捉えられる「壁」という対照的な二つの言葉が組み合わされることによって、違う別の何かが生み出されているようなイメージでしょうか。


あの日君に出会えたそのときから
透明の血が僕ら二人に通い
悲しみも優しさも 希望もまた絶望も 分け合えるようになった

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-150114-071

この曲の主人公は「僕」=男性です。出会った人が男性か女性かは具体的に分かりませんが、筆者としては「女性であってほしい」という願望があります。

「透明の血」も実在するものではありませんが、出会うことによってクリアな気持ちになれる、そんなイメージが持てますよね。心をクリアにして様々な感情が分け合える、というのはどんな関係性であっても理想的なものです。

知りたいことがいくつもあるというのに
僕らの時間はあまりに短く
あとどれほどだろうか 君と過ごす時間は
灯りが切れるのは

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-150114-071

命あればすべて終わりがやってきます。しかし、終わりを気にしなければならない程の「あまりに短く」というのは、何か事情があるのでしょうか。

「あとどれほどだろうか」の詞からは、その時間を続けていたい、一緒に過ごしていたい、という思いが読み取られます。また「灯り」という言葉を使うことで、精神的な明るさも表現されているようです。

君のその声が 優しく響いた
こんな憂いも吹いて飛ばすように

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-150114-071

「憂い」という単語も日常的に使う言葉ではありませんが、意味としては悲しみ、切なさ、嘆き、などが挙げられます。

前の部分から、あとどれくらいこのままでいられるのだろう、という憂いなのだとしたら、そして出会った相手の声を聞くことで、その憂いが吹き飛ばされるくらいの力になるのだとしたら、それは余計な心配なのかもしれません。


フラワーウォール 目の前に色とりどりの花でできた
壁が今立ちふさがる
僕らを拒むのか何から守るためなのか
解らずに立ち竦んでる
それを僕らは運命と呼びながら
いつまでも手をつないでいた

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-150114-071

「壁が今 立ちはだかる」とは言っても、「色とりどりの花でできた」ということは、どちらかというとマイナスな事に立ち向かうというよりも、これから起こる事に対してワクワクしているような思いですよね。

自分たちがどういう方向に進んでいくのか、まだ見えない未来は先が分かりません。「いつまでも手をつないでいた」という詞からは、どんなことも二人で乗り越えようとしている気持ちが感じられます。

このあまりに広い世界で僕たちは 意味もなく同じ場所に立っていたのに
僕の欠けたところと 君の欠けたところを なぜかお互いに持っていた

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-150114-071

世界にたくさんの人がいることを考えると、出会える確率というのは本当にごくわずかです。出会うことさえ難しい中で、お互いの欠点をカバーし合えるような関係なのだとしたら、まさしく出会うべくして出会った二人なのでしょう。

「なぜかお互いに持っていた」のは、それが意図的に合わせられたものではなく、最初から自然とそうなっていたことが分かりますよね。


どうして僕らは 巡り会えたのか
その為だけに 生まれてきた様な

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-150114-071

これまでの歌詞を総まとめしたような、「運命」という言葉がどういうものなのか考察された部分です。出会うためだけに生まれてきたと言っても過言でないほど、強い巡り合わせだったのですね。

主人公自身の中で、この出会いは単なる出会いではないのだという自信になっていきます。

フラワーウォール 独りでは片付けられないものだろうと
君がいてくれたらほら
限りない絶望も答えが出せない問いも全部
ひとつずつ色づいていく
話せないんだ もしも手を離せば
二度と掴めないような気がして

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-150114-071

「独り」という言葉からは、単純に一人であるという状況以上に、孤独という印象にも思えます。勇気づけられたり背中を押されたりして助けられながら、二人で居れば「ひとつずつ色づいていく」ように、それまで超えられなかった事も超えられるのではないかという期待が込められています。

主人公の強い決意が「離せないんだ」と表れ、その関係を続けたいという思いとなっています。
もし関係が壊れてしまったら、もうそれ以上の強さは手に入れられないという恐れがあるでのしょう。


誰も知らない見たことのないものならば今
僕らで名前をつけよう
ここが地獄が天国か決めるのはそう 二人が選んだ道次第

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-150114-071

「僕らで名前をつけよう」というのが「Flowerwall=花の壁」のタイトル=呼び名になっているのでしょうか。二人で選び進むのが地獄というほど悪いことなのか、それとも天国のような救われたものなのか。

どちらであったとしても「選んだ道次第」で運命を共にしようとする気持ちが強まっていきます。

フラワーウォール 目の前に色とりどりの花でできた
壁が今立ちふさがる
僕らを拒むのか何かから守るためなのか
解らずに立ち竦んでる

それでも嬉しいのさ 君と道に迷えることが
沢山を分け合えるのが
フラワーウォール 僕らは今二人で生きていくことを
やめられず笑い合うんだ
それを僕らは運命と呼びながら 
いつまでも手をつないでいた

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-150114-071

一番と同じサビ部分が続きます。先に待ち受けることが良い事なのか、あるいは困難な事なのかは分かりません。それでも二人で立ち向かうことが喜びになります。

道に迷う=どうすれば分からなくなることも、沢山を分け合える=同じ事を共有できる、そんなふうにしながら二人で生きていくことを楽しんでいるようでもあります。

「いつまでも手をつないでいた」という歌詞の終わり方から、二人の関係が続いていくハッピーエンドなお話なのだと分かります。

ミュージックビデオでは米津玄師本人の姿も登場し、幻想的な世界が描かれています。特に色彩の使われ方に特徴があり、目で見ても楽しめるのでしょうか。「花の壁」を是非、探してみてくださいね。

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