「瞳そらさないで/DEEN」の歌詞に込められた想いとは…？！カラオケで歌うコツは？CMソング♪

「瞳そらさないで」（ひとみそらさないで）は、1994年に発売されたDEENの5枚目のシングルです。

この曲は大塚製薬「ポカリスエット」CMソングに採用され、ギターの田川伸治加入後の初のシングルでした。

初期のCMバージョンでは、若干テンポが早いテイクが使用されたのですが、後にCD音源とほぼ同じ形のバージョンが使われるようになりました。

この曲はグループ初のオリコンチャート1位を獲得しました。

そして、デビュー曲「このまま君だけを奪い去りたい」以来のミリオンセラーとなり、DEENの全シングル中で2番目のヒット曲になりました。

ボーカルの池森含め、様々な人がこの曲の歌詞を書きましたが、結局、ZARDのヴォーカルの坂井泉水が書いた詞がこの曲の歌詞に採用されました。

CMで流れていたものは、サビの節回しのメロディーがが微妙に違っているバージョンです。

DEENは、キーボード山根公路、ボーカル池森秀一を中心に結成されたロックバンドで、1990年代に大ブレイクした元ビーイング系バンドです。

現在までにCD総売上枚数は、なんと1,500万枚を超えているそうです。

1993年、当時、WANDSの上杉昇が作詞、織田哲郎が作曲した『このまま君だけを奪い去りたい』(DoCoMoポケットベルのCMとのタイアップも決定していた)を歌うボーカリストを探していました。

その時、ソロデビューを目指し北海道から上京していた池森秀一にデモ版を歌わせてみたところ大変評判が良く、即決でボーカリストとして決定しました。

その後、急遽キーボード山根公路を加えバンドを結成することになったそうです。

なお、バンド名「DEEN」は音の響きの良さから決まったとのことです。

このバンドは完全にプロデューサー主導で結成されたユニットなので、顔を合わせをするまでは、メンバー同士がお互いの素性も経歴も一切知らなかったのだそうです。

相手がどういった音楽志向・人間性の持ち主なのかも知らないままDEENとしての活動を続け、思いもかけず大ヒットを続ける自分達の状況に若干の戸惑いを感じてもいたそうです。

通常であれば当事者が知らないままプロデューサー主導で結成されたバンドは、そのうち活動が行き詰まることが多いのです。

しかし、DEENの場合はお互いに親睦を深めながら、20年近く活動を続けているという全く稀有な例なのです。

ビーイングから離脱した現在も、度々ビーイングの所属者が編曲を手掛けたり、サポートメンバーとしてコンサートやレコーディングなどに参加したり、ビーイング関連のライブへの参加も続けているそうです。

この曲はそれほどキーが高くないので、比較的ラクに声が出せる音域で歌えるでしょう。

しかし、最後のサビは1オクターブ音が上がるので、けっこうキツいかもしれません。

高音が苦しい人は、転調機能があるカラオケマシンで歌う場合は、半音か全音下げて歌ってもいいかもしれません。

序盤で息が上がってしまわないように、全体的な息の使い方の配分も考えてみてください。

ノリもテンポも良い曲なので、ぜひ笑顔で歌って楽しみましょう。

それでは、この「瞳そらさないで」の歌詞の意味を、詳しく見ていくことにしましょう。

歌い始めは、相手の行動が気になっているようです。

付き合っている人が、電話に出なかったりすると、不安になりますよね。

電話に出ても、そっけない返事なのでしょうか、以前と応対の感じが変わってきたと歌っています。

確かに、電話に出ないだけでなく、出た時に感じが変わっていたら、なおさら不安になりそうですね。

英語の部分は「貴方の目を見て」という感じなのでしょうか。

自分の存在というものが、相手の心の中にどのぐらいいるのか、相手の目を見て確かめたいと歌っています。

相手に自分に対する気持ちが残っていれば、瞳を見ればわかるというのでしょうか。