暑い夏の風が吹く中で
瞳そらさないで 青い夏のトキメキの中で
summer breeze 心くすぐるよ
ひとり占めしたくて 抱き寄せた あつい午後
出典: 瞳そらさないで / 作詞 : 坂井泉水 作曲 : 織田哲郎
この部分は、過去の思い出について歌っているのでしょうか。
暑い夏の風が吹く中で、瞳を見つめあいながら抱き合った記憶なのでしょうか。
この時は、まだ相手の心の中に自分がいたのでしょう。
何かが終わってしまいそう
「今のままでは視野が狭くなるし…
何かが終わってしまいそう」と彼女が云った
その方が君にとって夢があるのなら
僕はそうしよう
出典: 瞳そらさないで / 作詞 : 坂井泉水 作曲 : 織田哲郎
「今のままでは……」ということは、新しい何かを求めているのかもしれません。
「何かが終わってしまいそう」というのは、この関係が終わりになるということを暗示しているのでしょうか。
そして、相手の望み通りにしてあげようという優しさを感じますが、それが自分から離れて行くということになるとは思っていなかったのかもしれませんね。
約束していたのに
“約束だから海に来た”って感じが
一緒に居るのに淋しいよ look in my eyes
出典: 瞳そらさないで / 作詞 : 坂井泉水 作曲 : 織田哲郎
海に来て一緒にいるのに寂しいとは、なんと虚(むな)しいのでしょう。
もう、相手の心の中に自分がいないのを感じ取っているのでしょうか。
約束していたのに、という思いが残念さを伝えていますね。
関係にヒビが入ってくる
話そらさないで 青い夏のトキメキの中で
summer days 想い出にしないで
あの頃の 君が今も 胸の中で微笑ってる
出典: 瞳そらさないで / 作詞 : 坂井泉水 作曲 : 織田哲郎
相手が話をそらしているようですが、どうやら二人のチャンネルが合わなくなってきたようですね。
長く付き合っていると、どうしても生活観や価値感の違いで、心がすれ違ってしまうこともありますね。
心は好きなのに、つい細々としたことで対立したり、喧嘩になることもありますね。
そういうところから、関係にヒビが入ってくるのかもしれません。
風の中で
もう一度…
瞳そらさないで 青い夏のトキメキの中で
summer breeze 心を伝えて
いつまでも 君がそばに居てくれると 信じてる
いつまでも 君がそばに居てくれると 信じてる
出典: 瞳そらさないで / 作詞 : 坂井泉水 作曲 : 織田哲郎
最後のフレーズでは、サビを再度繰り返していて、印象を強めています。
風の中で、いつまでも相手がそばにいて欲しいという、切ない思いが伝わってきます。
しかし、この歌は、自分から去っていくであろう相手の姿に対しての思いを歌っているのではないでしょうか。