【雨のち晴れ】について

ドラマの主題歌で人気に

GENERATIONSメンバーが登場しているMVが印象的な楽曲です。

思わず、聞き込んでしまいたくなりますね。

2021年2月にリリースされ、ドラマ「モコミ〜彼女ちょっとヘンだけど」の主題歌で話題になりました。

現代の不安定な世の中で、明るく前向きな気持ちにさせてくれる歌詞人気です。

多くの人が求めていることかもしれませんね。

この【雨のち晴れ】の曲は、前を向いて進んでいこうというメッセージが込められています。

心温まる素敵な歌ですね。

目覚まし時計から始まる音楽

【雨のち晴れ】は目覚まし時計の音から始まります。

時計の音が、これから何が始まるのかと期待させてくれますね。

とてもインパクトのある始まりかたです。

【雨のち晴れ】の音楽の魅力の1つです。

始めに出てくる時計は何を表しているのでしょうか?

夜が明け新しい1日が始まり「新しい世界へと進んでいく」ということを表しているような感じがしますね。

歌詞を紐解く前にタイトルについてちょっとだけみていきましょう。

【雨のち晴れ】タイトルから紐解く

【雨のち晴れ】というのはどのような想いから名付けられたのでしょうか?

言葉の意味をそのまま考えると、「雨が過ぎ去った後には晴れ間がやってくる」という意味になりますね。

このフレーズをもう少し深堀りしていきます。

雨というのは不安定な世の中を指しているのでしょう。

日常を過ごす中で、不安や迷いを感じている方は多いのではないでしょうか。

この先をどうすれば良いかという漠然とした気持ちを抱えている方もいると思います。

そんな不安定な気持ちを表したのが雨の世界です。

そして、晴れの世界が訪れますね。

晴れの世界とは、新しく踏み出していく未来のことでしょう。

タイトルからはそのような前向きさが感じられますね。

親しみやすい天気用語と人の感情をリンクさせたキャッチーなタイトルです。

それでは、歌詞について徹底的にみていきましょう。

【雨のち晴れ】歌詞を考察

完璧ではない

完璧なものなど この世界にはもうないけど

出典: 雨のち晴れ/作詞:FAST LANE 作曲:FAST LANE

冒頭のこの部分ではどのようなことを表しているのでしょうか?

この世界を生きていく上で完璧なものはないといっていますね。

完璧なものとは何でしょう。

全てのことをきっちりと行うことでしょうか。

また、失敗しないということも1つだと思います。

完璧を求めてしまうと、そのようにならなければ自分を責めてしまうことがあるでしょう。

完璧主義であるがゆえ苦しんでしまいます。

完璧な世界ではないということは、自分の想うように進むばかりではないということですね。

想い描いているストーリーとは違っても自分を責めなくても良いということです。

希望あふれる歌詞

広がる世界に踏み出していこう

出典: 雨のち晴れ/作詞:FAST LANE 作曲:FAST LANE

まだ1歩が踏み出せていないことを表していますね。

もしかすると新しい世界に進むことにためらいや怖さがあるのかもしれません。

なぜそのように思ってしまうのでしょうか?

新しいことに挑戦するより現状のままで良いと考える人が多いからです。

人はその場に留まることで安心できるといわれています。

確かに、新しいことに挑戦するのはリスクがありますね。

しかし、刺激があり学びもあるのでメリットもあるでしょう。

1度失敗を経験してしまうと、慎重になってしまうかもしれません。

葛藤はあるかもしれませんが、自分の可能性を留めるより踏み出していこうと誘ってくれています。

前向きな気持ちにさせてくれるフレーズですね。

人はそれぞれ違うということ

十人十色 違って構わない

出典: 雨のち晴れ/作詞:FAST LANE 作曲:FAST LANE