SMAPのBattery

作詞:Jeff Miyahara / 作曲・編曲:Jeff Miyahara・blackSHEEP、Sound Produced by Jeff Miyahara

SMAPの「Battery」という曲は、「Mistake!/Battery」(ミステイク!/バッテリー)という両A面シングルとして、2013年2月27日にSMAPの49作目のシングルとして、ビクターエンタテインメントから発売されました。

このシングルCDは、通常盤、初回盤A、初回盤B、初回盤C、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン限定盤の五つの形態で発売されたという珍しいCDです。

1.全体的な歌詞の流れ

It took a spark and my heart was energized

It took a spark and my heart was energized
Electrocute like a hot live wire
I looked away cause her eyes will hypnotize
An attitude that can start a fire

出典: http://j-lyric.net/artist/a002907/l02c030.html

この曲の歌い出しの歌詞は「It took a spark and my heart was energized」です。

「It took a spark」の意味は、火花が飛び散ったとかスパークしたという意味で、「my heart was energized」は、私の心は励まされたとか、元気づけられたという意味です。

従って、意訳すると、「誰か素敵な人に出会って、一瞬の火花が飛び散って、私の心のスイッチが入った」と訳されるでしょう。

このように、恋愛の初めで、「アッこの人」と思った時に、身体中に電流が走るという経験は誰にもあることで、その心の高鳴りを歌詞にして歌っています。

2.胸の高まりを表現する

Let’s get Higher Higher

Let's get Higher Higher
Your love's like a Battery
Let's get Higher Higher

出典: http://j-lyric.net/artist/a002907/l02c030.html

この歌の中で何度も繰り返されるフレーズが「Let’s get Higher Higher」です。

直訳すれば、「高く、高まりましょう」ということですが、素敵な人と出会って、自分の愛がどんどん大きくなっていって、期待と願望がどんどん心の中に広がってくるという感じでしょうか。

恋愛すると、誰でも胸がドキドキして、もっともっと、という気持ちになりますね。

この歌詞は、そういう心をうまく捉えて語っているのだと思われます。

3.ちょっとやばい言葉づかい

SMAP「Battery」の歌詞に注目!和訳を解説してみた!の画像

Running with the devil Hot like heavy metal

Running with the devil
Hot like heavy metal
Power me like a BATTERY!
I'm flying like an eagle
Sharper than a needle
Charge me up cause I need your love!

出典: http://j-lyric.net/artist/a002907/l02c030.html

Batteryの歌詞は、日本人が作詞したのではないため、あまり日本語の歌に使われないような言葉も使っています。

例えば、「Running with the devil」は、悪魔と一緒に走る、そして、「Hot like heavy metal」は、重金属のように熱くと訳されますが、意訳すると、「重金属のように熱く、悪魔と一緒に走る」という意味でしょうか。

悪魔や重金属という言葉は、日本語の歌詞にはあまり出てこない歌詞なので、非常に面白いと思います。

それほど、自分の胸の高まりがすごいんだ、ということを表現しています。

4.興味深い表現