GReeeeN「笑顔」が宮崎県とタイアップした理由

2015年に始まった宮崎県のPRプロジェクト【日本のひなた宮崎県】のオリジナルテーマソングとしてGReeeeN「笑顔」が起用されています。

「笑顔」はこのプロジェクトのために書き下ろされた新曲メンバーがこのプロジェクトの意義に賛同、「笑顔」のテーマソングとしての楽曲提供が決まったと同プロジェクトの広報に載っていました。

【日本のひなた宮崎県】のコンセプトはポカポカしたひなたのゆったりとした時間、場所、人柄と活性をもたらすとのコンセプトで始まっています。

気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

それでは次は「笑顔」の歌詞を紐解いていきましょう。

GReeeeN「笑顔」の歌詞を紐解く

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宮崎県とのタイアップで書き下ろされた「笑顔」の歌詞、紐解いていくとひなたでのんびりと過ごす情景が思い浮かびます。

それでは少しずつ歌詞を紐解いていきましょう。

それはまるで少年時代を思い返す

流れる雲を 追いかけ歩いたあの帰り道で
僕らの頬を優しく照らす 光はそこにありますか?

小さな魚 追いかけ遊んだ 水面に映る
僕らの笑顔を優しく照らす 光はそこにありますか?

出典: http://sp.uta-net.com/song/199597/

冒頭から田舎の風景が思い浮かぶようなフレーズが並べられています。

筆者も田舎育ちなので読んでるだけで情景が思い浮かびます。

小川で魚を追いかけたり、学校帰りの帰り道の雲がきれいだと眺めたり。

GReeeeNはこの「笑顔」に少年時代の夏の思い出を重ねて作ったのでしょうね。

少年が少しずつ大人になるためには?

僕が生まれた街の中で 出逢った人がいる
大事なことを全部全部 教えてくれた人がいる

出典: http://sp.uta-net.com/song/199597/

あなたも少年(少女)時代にいろんな人に出会ってますよね。そう、自分よりも年上の大人。

大事なことや忘れちゃいけないことはまわりにいた大人から教えられてきてます。

今が少年(少女)なら、少しだけ自分の周りの大人を観てみましょう

きっと大切なことを伝えてくれてます。

僕を優しく包む ヒナタの温もり
ゆらり流れる時間(トキ)が 僕の心照らす
あの日友達と駆け回って 笑いあって たまに泣いた
日々が僕になるんだろう 多分、多分、多分

出典: http://sp.uta-net.com/song/199597/

そして過ごしている場所のひなた、ゆっくりと流れてませんか。宮崎の情景だけでなく、たとえ都会でもひなたにはゆったりとした時間が流れてます。

友達と駆け回ったり険悪になって喧嘩したり、それもいい思い出で、その積み重ねが大人になるということなのです。

少年(少女)時代は忘れない思い出がいっぱい

Hello Hello
あの日見つけた 抜け道の先に誰も知らない
僕らだけの場所は今もあるかな 風が気持ちよく吹いていた

あの街じゃ隣の人は いつも笑ってさ
「気をつけて行っておいで」なんて 笑顔で見送ってくれた

出典: http://sp.uta-net.com/song/199597/

GReeeeNメンバーの少年時代を想像できます。

草原で抜け道を見つけたり、山の上で秘密基地を作ったり、そんなことをきっとやっていた少年時代だったのでしょう。

それでもまわりの大人は知っていたのでしょうね。「気をつけて」って、遊びに行くときは夢中なので気づきませんが、そう言ってくれる人は皆笑ってくれてます。

あなたの周りにもいませんか。おせっかいな大人はどこにでもいるのです。

いつでも帰れる場所がある

あの海が見える坂道から 見下ろす街は 小さく見えた
ただ心地よく吹く風と たくさんの笑顔がある
きっとそれが幸せで
きっといつもそこにあって
君とヒナタがあるなら
きっと僕の帰る場所

出典: http://sp.uta-net.com/song/199597/