木村カエラ『Butterfly』PVは〇〇とコラボ！？愛の美しさを描いた歌詞を解説！コード&楽譜も♪

2009年4月結婚情報誌「ゼクシィ」のCM内で、アーティスト・木村カエラさんの曲『Butterfly』が流れ始めました。

『Butterfly』はシングルCDとしてはリリースされず、同年6月1日から音楽配信サービスを通して配信がスタートしました。

CMで使われたことにより人気を集めたこちらの曲は、配信開始後およそ2ヶ月で100万ダウンロードを記録！

音楽配信サービスiTunes Storeやmoraで最高ランキング1位を獲得しています。

『Butterfly』は下記のアルバムに収録されています。

• オリジナルアルバム『HOCUS POCUS』（2009年）
• ベストアルバム『5years』（2010年）
• ベストアルバム『10years』（2014年）

 オリジナルアルバム『HOCUS POCUS』は木村カエラさんにとって5枚目のアルバムです。シングルとしてリリースされた「マスタッシュ」「どこ」「BANZAI」など14曲が収録されています。

木村カエラさん初のベストアルバム『5years』に収録されているのは17曲。当時の最新曲から木村さんのデビュー曲まで、さかのぼる順番で収録されているので、聴いていておもしろいですよ。

木村さんのデビュー10周年としてリリースされたベストアルバム『10years』ではファン投票を実施。

木村さんの歌う全楽曲の中からファン投票で選出された17曲と、未発表曲「My Love」、リプトンリモーネCMソング「LOVELY」の全19曲が収録された、聴きごたえのあるベストアルバムとなっています。

リリースから3年後の2012年、『Butterfly』が再びテレビで流れることとなりました。

ゼクシィではありません。なんとL’Arc～en～Cielの12thアルバム『BUTTERFLY』のテレビＣＭです！

木村カエラさんの曲とL’Arc～en～Cielのアルバムが同じタイトルであることから企画されたこちらのＣＭ。

冒頭から木村カエラさんの『Butterfly』PVが流れ、映像の最後にL’Arc～en～Cielのアルバム『BUTTERFLY』の告知がされるという構成でした。

当時、何も知らずにCMを見た人は思わず「ラルクかよ！」と突っ込まずにはいられなかったんですよ。

これまでにアーティストが別のアーティストのCMに出ることは聞いたことがありません。

しかもまったく別のアーティストのPVを流すなんて、音楽業界をはじめ世間は驚きました。

まさに前代未聞のコラボレーションだったのです。

木村カエラさんとL’Arc～en～Cielというユーモアあふれるアーティスト同士だったからこそ実現できたCMと言えますね。

YouTubeなどの動画サイトではこちらのCMは削除されており、現在は見ることができません。残念です。

『Butterfly』は結婚する親友のために木村カエラさんが作った曲というのは有名な話です。

ところで、なぜタイトルが『Butterfly』なのか疑問に思ったことはありませんか？

Butterfly（バタフライ）は日本語で蝶のこと。

硬く色味のないサナギが成長すると美しい蝶になることから、蝶は結婚式でも使える縁起のいい生き物とされています。

タイトルの由来は縁起がいいからというだけではなさそうです。

この曲が作られるきっかけとなった木村さんの親友が"蝶"をイメージさせる人だったという話もあるんですよ。