過去のために命の限り戦う

抱いていたディザイア 消したい災いが
火のないところに煙が上がって
生きているこの際だ どうなったっていいや
どうせ灰になるなら生命に燃やされて

出典: ディザイア/作詞:エンドウアンリ 作曲:エンドウアンリ

いわれのない濡れ衣、勘違いされ辛く当たられ悲しく過ごした過去に思いを馳せます。

しかし、そんな誤解にも屈っすることなく、自分の理想を求めて突き進んでいく覚悟が表現されています。

おわりに

望むものを胸に秘めながら過ごす葛藤と、自身に科していたストッパーを外し覚醒するような内容の本作。

曲の疾走感も相まって、同じような状況にある聴き手の背中を押してくれるような一曲でした。

現状にやきもきしているときどうも一歩踏み出せないとき、力強く手をとってくれるような印象を受けました。

望むものはあるけれど、現状に甘んじてしまっているという方には痛く胸を打った一曲になったでしょう。

これで間違っていないかと不安に思うとき、自分の心に素直になりながら聴いてみることをおすすめします。

PELICAN FANCLUB 過去楽曲もチェック

PELICAN FANCLUBでは他にも力強い意志を感じられる楽曲がたくさんあります。

シューゲイザーやドリームポップ系の楽曲を多く手掛けるのも他のバンドと一味違って新鮮ですよ。

セルフプロデュースの他の作品はまた聴こえ方も異なるので、そういった部分も楽しんでみてください。

「ディザイア」の1年前にリリースされた「三原色」もアニメ主題歌となり話題となりました。

メジャーデビュー後、初のリリースとなったシングル曲としても注目を浴びた一曲もぜひ聴いてみてください。

アニメ「Dr.STONE」のオープニングテーマにもなったこちらの曲。「三原色」というタイトルからも色に関わった歌詞が特徴的。どんな色を目指しているのか、そしてその中でどのような想いが産まれたのか、考察していきます。

またメジャーデビュー後初のミニアルバムのオープニングソングとなった「Telepath Telepath」も人気曲です。

難解ともいえる中毒性の高い歌詞芸術的なMVは見ものです。

PELICAN FANCLUBのメジャーデビューミニアルバムに収録されている『Telepath Telepath』。不思議で芸術的なMVに込められた意味について解説していきます。

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