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不穏な雰囲気を纏ったダークで少しホラーな曲

心地良く揺れるサウンドとメロディに浸るきのこ帝国のおすすめ曲6選の画像

これもここまで紹介した曲とは打って変わって、不気味でホラーテイストな曲です。夜に一人で聴くと怖くなりますね。


轟音のサウンド、不穏な響きのコード、そして反響して鳴り響くようなボーカルが合わさり、不安を煽るような雰囲気を持っています。


暗いトンネルが舞台のMVも、まるで悪夢を見ているような良い意味で得体の知れない怖さがあります。一番奥で佇む佐藤さんが幽霊のようです。


最近の穏やかな曲を見ていると少し意外に感じるテイストの、表現者として攻めの姿勢が見える一曲です。

桜が咲く前に

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切なくて綺麗な春の旅立ちの曲

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最後は爽やかな曲を紹介して終わりましょう。きのこ帝国のメジャーデビュー曲となった「桜が咲く前に」です。


桜が咲く前、春の始めの時期の、別れと新たな旅立ちを歌った曲です。甘酸っぱい青春時代の情景が浮かんでくるような歌詞を聴いていると、懐かしさと切なさがこみ上げてくるような気持ちになります。

桜が咲く前に
ここを出てゆくことにしたよ
どこにいても
君がくれた言葉を強く抱きしめて

また歩き出そう

出典: 桜が咲く前に/作詞:佐藤千亜妃 作曲:佐藤千亜妃

春は出会いの季節である一方で旅立ちと別れの季節でもあります。この曲はそんな春の側面を切なく歌い上げて、ノスタルジックで哀しくも前向きな世界観を聴く人に見せてくれます。


そんな一言一言が心に染み込んでくるような歌詞が、きのこ帝国らしいシューゲイザーでありながらも爽やかなサウンド、気持ちよく揺れるメロディに乗って響きます。


春の晴れた空の下で聴きたくなるような、心動かされる名曲です。

まとめ

いかがでしたか?メジャーデビューしてからまだあまり日が経っていないきのこ帝国ですが、インディーズ時代から多くの作品を発表し、その世界観は個性的な楽曲を通して様々な表情を私たちに見せてくれます。


最新作「愛のゆくえ」の表題曲が映画「湯を沸かすほどの熱い愛」の主題歌に選ばれるなど、知名度や実績も確実に上がってきています。


シューゲイザーやオルタナティブロックにルーツを持った作りこまれたサウンド、そしてきのこ帝国らしく揺れる綺麗なメロディを持った楽曲をこれからも届けてくれることでしょう。その活躍が楽しみです。

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