デビューしたてのBLACKPINK
韓国のミュージックシーンというと、アイドルグループの存在は欠かせないです。
どのグループを見ても、キレの良いダンスと高い歌唱力で最高のパフォーマンスを披露してくれます。
そんなレベルの高い韓国アイドル界で、彗星のごとく登場したのがBLACKPINK、2016年8月にデビューしたばかりの、新進気鋭の韓国アイドルグループです。
グループメンバーはジェニーとジス、リサとロゼという4人構成で、出身国も韓国はもちろんオーストラリアやタイなどグローバルな面々です。
BLACKPINKのメンバーは、それぞれ所属事務所YGエンターテインメントの練習生として4~6年のトレーニングを受けています。
その後はオーディション番組を通じて集められており、パフォーマンスの実力はトップクラス。
彼女たちのデビュー曲は『BOOMBAYAH』と『WHISTLE』で、どちらもキャッチーでノリノリのサウンドとキレのあるダンスで一気にファンを集めました。
更にBLACKPINKはファッションセンスにも注目されており、メンバーそれぞれの衣装にもおしゃれ好きな女性の視線が集まっています。
バラードナンバー『STAY』
ダンサブルなナンバーでデビューしたBLACKPINK。
注目が集まる中、2枚目のシングルアルバムとしてリリースした楽曲は『PLAYING WITH FIRE』と『STAY』でした。
これらの楽曲はシングルアルバム『SQUARE TWO』として2016年11月韓国でリリース、日本では2017年8月に発売したデビューミニアルバム『BLACKPINK』に収録されています。
『PLAYING WITH FIRE』は緩めのアップテンポの楽曲。
そんなナンバーに、大人なテイストで変化を持たせた曲が『STAY』です。
バラードとラップを見事に融合
『STAY』のイントロは、アコースティックギターとハーモニカのしっとりとしたサウンドでスタート。
バラードの質感を持たせたサウンドと思いきや、後半ではラップを取り入れてBLACKPINKらしいトラックに仕上げています。
しかしBLACKPINKメンバーそれぞれの歌唱力の高さが引き立ち、そこに巧みなラップで今風に構築しているのが『STAY』の魅力です。
キュートな中にクールなイメージの『STAY』MV
BLACKPINKのナンバー『STAY』は、これまでとはまったく違うテイストの楽曲ですがMVにも注目したいところ。
これまでBLACKPINKがリリースした楽曲のMVは、「かっこよさ」と「かわいらしさ」がうまく融合されていました。
『STAY』ではどんなMVなのかをチェックしてみましょう。
パステルカラーが中心の配色
『STAY』でポイントになるのが、舞台背景の配色使い。
ホワイトでボカシを加えて、朝日を思わせるようなイメージを持たせています。
そこにピンクやブルーなどのパステルカラーを基調とした配色で、BLACKPINKのコンセプトである「かわいらしさ」と「かっこよさ」の「かわいらしい」部分を表現しています。
ハードボイルドなファッションテイストも自由自在
BLACKPINKの歴代MVでは、ファッションも大きな魅力の一つでした。
『STAY』のMVでもそのファッションセンスは大きな武器となって、彼女たちの魅力になっています。
舞台背景ではパステルカラーを基調として「かわいらさ」を表現。
そこに相反するようなハードボイルドな衣装で、BLACKPINKの「かっこいい」部分を出しています。
衣装もハードボイルドやロックテイストでありながら、しっかり4人の個性を出しているのもポイントです。