選び方のポイントは4つ!
初めてアコースティックギターを購入する初心者は何を基準に選べばいいのか迷ってしまうでしょう。
アコギの選び方は大きく分類すると価格・種類・素材・見た目の4つに分けることができます。
その4つの選び方は初心者のみでなく上級者になっても変わることはありません。
買い替えを考えている方にも役立つ選び方、そしてオススメの商品を紹介します。
初めてギターの購入を考えている方の多くは、自分の憧れのアーティストと同じモデルを買う人もいるでしょう。
また身長や手の大きさなど、身体的な特徴を基準にギターの大きさや形を選ぶ人もいると思います。
しかしこれからご紹介するポイントをしっかり抑えておけば、決してギター選びに失敗することはありません。
ここからは初心者のみならず上級者の方にもしっかりとお役に立てる情報をお届けしていきます。
ギターの購入や買い替えを考えている方は是非参考にして頂ければと思います。
価格をチェック!
アコースティックギターは、1万円ほどで買えるものから100万円を超えるものまで様々です。
初めて購入するのであれば3万円以下のアコギで十分です。
決して安い出費ではないし、思ったよりもハマらずにすぐにやめてしまう可能性があるので初めから高いギターに手を出すのはあまりオススメできません。
また、アコギは基本的に価格が上がれば音の質も良くなります。
良い音を鳴らしたいのであれば必然的に購入価格が高くなってしまうのでその点は覚えておきましょう。
中古での購入もオススメ!
アコースティックギターは中古での購入もオススメです。
傷が付いていたり、ネックの状態が悪かったり、品質は新品に比べると劣りますが同じ予算でワンランク上のアコギを購入することができます。
また、アコギは使えば使うほど音の深みが増していき、良い音が出るようになるといわれます。
そう聞くと、逆に中古の方が手が出し辛く思えるかもしれませんが、長く大事にされてきたアコギを購入するのはとても賢い購入方法でしょう。
今はネットなんでも購入できますし、勿論ギターも買えます。
ですが前の持ち主の癖がついている場合や、見た目が綺麗でも音の響きが良くないなど、実際に弾いてみないと分からない事も多いです。
可能ならばなるべく信用できる実店舗のある中古ショップで試し弾きなどをさせてもらうことをおすすめします。
ギターの状態をしっかりと確かめてから購入することが失敗しないポイントですね。
種類をチェック!
アコギには様々な種類があり、種類によってサイズが変わります。
アコギを弾く場所、音量、体の大きさ、指の太さや長さに応じてギターを選びましょう。
ドレッドノート
アコギで最もオーソドックスなのがドレッドノートと呼ばれる形です。
男性だと問題ないかと思いますが、ボディは大きいので女性だと弦を押さえにくく感じてしまうかもしれません。
音は大きく、低音が太さが特徴的です。
000(トリプルオー)
000(トリプルオー)はフォークシェイプともいわれる形のアコギです。
ドレッドノートと比較するとかなりくびれており、サイズ感が小ぶりになります。
サイズが小さいので大きな音は出ませんが、非常に弾きやすいタイプです。初めてアコギを弾くのであれば000をオススメします。
ラウンドショルダー
ラウンドショルダーはその名の通り、なで肩の形をしたアコギになります。
代表的なモデルがGibsonのJ-45で、特徴的な力強い音が多くの方に愛されており、日本のミュージシャンだと長渕剛、斉藤和義などが愛用しています。
自分がこれからどういった音楽を奏でていきたいのか?どういったミュージシャンのスタイルでギターを弾きたいのか?
まずはそういったシンプルな自分の情熱を基にギターを選ぶのも良いでしょう。
弾きやすさはもちろん大切ですが、自分の心が求める理想や憧れといった「情熱」がギターを上達させていきます。