狙うはアイドル!?村上ショージが本気になった!
2018年12月26日、吉本坂46の「バーボンソーダ」がリリースされました。
吉本坂46のデビューシングル「泣かせてくれよ」のカップリング曲として収録されています。
吉本坂46と聞くと新しいアイドルかな?と思いますが、実はお笑いの吉本興業によって生まれたアイドルです。
メンバーはオーディションに応募した吉本興業の芸人たち。
正直はじめはパロディ的な企画なのかと思いました。
でも、曲を聴いてみると結構いい!と感じるのが吉本坂46。
実力派揃いの個性的なメンバーたちを、本場アイドルプロデューサーの秋元康さんがプロデュース。
今回紹介する「バーボンソーダ」からも本気の意気込みがガンガン伝わってきます。
吉本坂46「バーボンソーダ」
吉本坂46の魅力
「バーボンソーダ」は、村上ジョージのソロ曲となっています。
アイドルグループなのにソロ曲を出すあたりは、やはり他のアイドルとは違いますね。
どんなことをしても許されるところが吉本坂46の良いところなのかもしれません。
バーボンソーダとは?
バーボンソーダと聞くと、男性が飲む強いお酒というイメージを持っている人も多いでしょう。
しかしバーボンソーダは必ずしもアルコール度数が高いわけではありません。
ハードボイルド映画や小説などで、西部の男性たちが荒っぽく飲んでいるのがバーボン。
有名なジャックダニエルというお酒もバーボンの1種です。
とにかく荒っぽく飲み干す男性的なイメージは強いものの、それほど強いお酒ではないのです。
ストレートでは高価すぎるため、ソーダで割るのが普通なのだといいます。
しかしどうしてこの曲のタイトルを「バーボンソーダ」にしたのでしょうか?
作詞した方がバーボンソーダに特別な思い入れがあるのか?
はたまたバーボンソーダの野性的なイメージを曲で表現したかったのか?
おそらくこれは、後者の方だと思います。
バーボンソーダの持つ「男らしい」「おしゃれ」「渋い」というイメージ。
この全てが曲にマッチしていることからも、おそらくこのようなことを表現したかったのだろうと推測できます。
その渋い男性的な曲を歌うのが村上ショージ。
いつもテレビで見ているイメージだと無理がありますが、曲を聴くと考えが変わるはずです。
実力派村上ショージのソロ
お茶の間を笑いに巻き込むユニークなジョークセンスを持った村上ショージ。
今回「バーボンソーダ」を歌うことになったのは決して偶然ではありません。
村上ショージはギターが得意で、前々からギターの弾き語りをしたいと語っていました。
ギターを奏でながら歌を歌うのは彼の昔からの夢だったのでしょう。
いつもはドゥーンとおちゃらけたイメージの強い村上ショージですが、今回の本気っぷりは見逃せません。
今回のオーディションではお笑いは一切なし、ガチでした。
おそらくオーディションでの最年長は村上ショージでしょう。
63歳にしても尊敬する秋元康先生の前で歌うのは、やはり緊張することに違いありません。
オーディションを受ける前は、本当に秋元康さんがプロデュースしてくれるとは信じていなかったということ。
いざオーディションで秋元康さんを目の前にし、とても緊張していたようです。
そして緊張しながらも最終オーディションでは歌を歌い切りました。
実は、最終オーディションで最後まで歌を止められなかったのは彼だけだったのです。
秋元康さんも、彼の歌声は素晴らしいと絶賛していました。
こんなエピソードからも彼の歌唱力の高さがうかがえますね。
お笑いの枠を超えて活躍する村上ショージ。
真剣な表情で歌う彼の姿にも注目しながら、「バーボンソーダ」のMVを見てみましょう!
見ているうちに泣けてくるのは、バーボンソーダの飲みすぎなのでしょうか?
泣けるMVはコチラ
哀愁たっぷりのMV
はじめから真剣な表情で登場する村上ショージ。
あれ?こんなショージさん見た事ない!と感じる人も多いでしょう。
そして歌がはじまると安定した歌唱力にあっと驚かされます。
なんとなく哀愁に満ちた曲調が心に染みわたりますね。
しんみりと泣きたい気分にさせてくれるMV。
映像を見ながら少し立ち止まり、人生について考えてみるのも良いかもしれませんね。