洗濯物がどうのこうの
って小さな喧嘩も
家族がいなけりゃできない会話
家族愛 ぬくもりの家

出典: 家族構成/作詞:岡崎体育 作曲:岡崎体育

サビに入ると、家族の大切さが一層強調されます。

よく若い女性が自身の衣服などを"父親のものと一緒に洗濯をしないで欲しい"なんて言いますが、そんなやりとりすらも実は微笑ましいものなのです。

これは家族がいなければもちろんできない会話ですから、実は家族がいることがとても大切なことなんだよ、ということを伝えたいのでしょう。

明るくユーモア溢れる歌詞に織り交ぜているのでつい軽く聞き流してしまいがちな箇所ですが、じっくり聞くと心に響きます。

新しい父との愛

母 俺 新しい父さん
おまえ なんか 父さんじゃない
ひろしくん サッカー 応援 してるよ
「ありがとう、お父…さん…!」

出典: 家族構成/作詞:岡崎体育 作曲:岡崎体育

二番に入ると、"新しいお父さん"が出てきます。

つまりこの人は母親の再婚相手で、息子にとっては血の繋がらない"義理の父"ということになります。

息子はそんな"新しいお父さん"に最初は反発し、"お前なんか父親じゃない"と言い放ち、"義理の父"を傷つけてしまいます。

しかし半年後、サッカーを応援してくれる"義理の父"に感謝の言葉を述べるまで関係は改善しています。

これも"家族"になろうと"新しい父親"が懸命に努力してきた結果なのでしょうか。

何れにしても、この部分はとても感動的で、少しうるっときてしまいます。

結局家族は宝物

進学や就職で子供を他府県にやる両親の気持ち
年老いた両親を田舎に残して都会で一生懸命頑張ってる子供の気持ち
家族だから信頼はしてるけど本当は心配で心配はたまらない
たまには顔見せるし電話もちょくちょくかける
生活水準に左右されないたった一つの宝物 それが家族の絆

出典: 家族構成/作詞:岡崎体育 作曲:岡崎体育

小さかった子供も時が経てば成長し、田舎を離れて都会で働き始めます。

そんな子供を都会にやる両親も、老いた両親を田舎に残して離れていく子供も、どちらもいつも心の中では互いに家族のことを思っているものです。

だからたまには家に帰り、電話もするのです。

そんな親子関係を"生活水準左右されることのないただ一つの宝物"だとこの曲では述べています。

たとえどんなに喧嘩をしてもそれは変わることなく、ずっと続いていく尊いものだということを言いたいのでしょう。

考えさせられる楽曲です。

まとめ


いかがですか?

「家族構成」では感動的な表現とユーモア溢れる表現が融合し、独特のバランスに仕上がっています。

こんなレベルの高い楽曲が作れる岡崎体育は、たとえふざけているように見えたとしても確かな実力者と言えるでしょう。

岡崎体育の曲は「MUSIC VIDEO」やこの曲のようにポップでユーモア溢れる曲はもちろん、"本気を出した"と感じさせられる感動ものまで幅広くあります。

ぜひ一度、いろいろな楽曲を聴き比べてみてください。

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