動物テーマの泣ける感動ソング

泣きたい人にオススメ

動物がテーマになるとなぜか必要以上に感情移入してしまった経験はありませんか?
筆者は犬を飼っているため、動物モノにはめっぽう弱いのですが…。
そんな動物好きの私が選ぶ動物をテーマにした感動ソングを厳選してご紹介します。

ZINNIA(OVER ARM THROW)

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想像しただけで胸が張り裂けそうになる歌詞

1stアルバム「Oath and Night War」に収録されている「ZINNIA」
この曲は物語調で進み、少年と「ジニア」という名前のドラゴンが主人公です。

少年は道端で拾った傷ついたドラゴンの子供を手当てし、一緒に遊んで過ごしていました。
二人で決めた掛け声でお互いの存在を確認していました。
しかし、少年が住む村ではドラゴンは邪悪な生き物…
少年とドラゴンは大人たちの手によって引き離されてしまいます。
やがて大人になった少年のもとに、大人になったドラゴンが会いに来ます。
ところが、少年はもうドラゴンのことを忘れてしまっていました。(切ない…)
村の人々はドラゴンが村を襲いに来たと勘違いしてドラゴンを攻撃します。
そこでドラゴンは少年と決めた掛け声を叫ぶのです…!
少年がハッとドラゴンを思い出した時にはもう時すでに遅し。
ドラゴンは傷だらけの体で静かに横たわり、目を閉じるところでした…。

恩返しに来たのに切なすぎる最期を迎えたジニア。
残された少年も後悔の念を抱かずにはいられません。
想像しただけで胸が張り裂けそうですね。。

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K(BUMP OF CHICKEN)

黒猫の健気さに感動

動物をテーマにした泣ける曲といえば、筆者は間違いなくこれを推します!
OF CHICKENの2ndアルバム「THE LIVING DEAD」に収録されている「K」は、絵描きと黒猫の絆を描いた感動作です。

売れない絵描きは、周囲から排除され心身ともに傷ついた黒猫を拾いました。
人間不信に陥った黒猫でしたが、少しずつ絵描きに心を開いていきました。
二人は毎日一緒に過ごし、絵描きは「Holly Night」と名付けた黒猫の絵を描く日々を送っていました。
しかし、黒猫は悪魔の使いとされ、忌み嫌われていたため、絵は全く売れません。
生活できるほどのお金もなくなり、絵描きは病気にかかってしまいます。
息も絶え絶えになりながら、黒猫に故郷に残してきた恋人に宛てた手紙を託します。
お世話になった絵描きのため、黒猫は絵描きの故郷まで走り出しました。
道中で出会う人々には石を投げられ、殴られ、散々な目に遭いながらも黒猫は走り続けます。
命を懸けてでもこの手紙を届けなければ…!
やがて絵描きの故郷に着き、最後の力を振り絞って恋人を探し出します。
手紙を渡すと同時にその場で息絶えた黒猫ホーリーナイト。恋人は「Holly Night」という名前に「K」という文字を付け加えます。
すでに息のない「Holly Knight(聖なる騎士)」を大切に庭に埋めてあげるのでした…。

これは涙必至です…!
テンポの良いメロディとボーカルの藤原基央の切ない声がマッチして大号泣してしまいました。

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テールランプ(藍坊主)

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主人公は老犬!?

ベストアルバム「the very best of aobozu」に収録されている「テールランプ」の主人公は犬です。
犬を飼っている筆者としてはもう感情移入しないわけにはいきません…!
胸が痛くなっていてもたってもいられなくなります。

老犬が女の子の犬に恋をするお話です。
老犬なので早く走れないため、早く走れる足がほしい、愛しいあの子を連れて星の降る丘に連れて行ってあげたい…と祈るばかりの毎日。
そんなある日、老犬の目の前で大好きなあの子が車に轢かれてしまいます。
気が動転してしまう老犬は無我夢中で動かない彼女を背負って走り出します。
どうしても星を見せたい一心で老いた足でひたすら走り続けます。
その間にも背中に背負った彼女はどんどん冷たくなり、やはり彼女は死んでしまったのだと実感します。
そしていつかは自分も彼女のいる天国に行って彼女と一緒に星を見に行こうと誓う老犬なのでした。

大切な人が死んでしまった老犬の心情を想像して胸が痛くなります。。。
「犬」と「悲しい」の組み合わせにはどうにも弱い筆者の涙腺は崩壊です。

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まとめ

さて、動物好き必見の感動ソングをご紹介しました。
物語調になっているため、感情移入しやすいのも涙を誘う要因かもしれません。
ぜひ動物好きの方は一度聴いてみてくださいね。