彼女と一緒なら
君と観たかった映画があるんだ
僕がもう観たのは内緒だよ
横顔眺めながら 君色を重ねていく
出典: 飽きるほどに… feat. TEE/作詞:erica・TEE・nao 作曲:erica・TEE・nao
TEEが歌う部分です。
男性が一人で観た映画はとても面白かったのでしょう。
その時思ったことが、好きな彼女と一緒に観たいって事。
彼女と観たらもっと何倍も楽しいだろうって思ったんです。
ほら、美味しいものを食べると、好きな人にも食べさせてあげたいって思うでしょ?
アレと一緒です。(笑)
食べ物の話しばかりでごめんなさいね。
でも分かりやすいと思って♪
次はericaのパートになります。
恋する気持ちが・・・
コンビニ阿佐ヶ谷のバス停
夕焼けが空を染めてくよ
なんてことない日々も 愛おしく思えるよ
言葉なんてなくても
見えない愛で繋がってるよ
出典: 飽きるほどに… feat. TEE/作詞:erica・TEE・nao 作曲:erica・TEE・nao
恋をすると見えるもの全てが愛おしいって感覚分かりますよね。
そう、優しくなれるんです。
その辺を歩いてる猫を見て可愛いって思ったり、花壇の花を綺麗だって思ったり。
それって恋する気持ちがそうさせるんですよね。
いままさにこの二人はそんな世界の真っただ中にいます。
逆にね、激しい恋愛の渦中にいると、見えるはずの物でも見えなくなっていくんです。
愛おしいっていう気持ちなんか、どこかへ吹っ飛んで自分中心に物事を考えちゃったり。
わがままになって相手の事も傷付けちゃう。
この曲に出てくる二人とは真逆の方向へ向かってしまうんですね。
でもそれって間違ってはいないと筆者は思いますよ。
恋は無敵!
どこにいても
君の笑顔が浮かぶんだ
心の中 優しく包まれて
一瞬も離れない
君がいるだけで全てが輝き溢れ出すの
もっと知りたい 知ってほしい 君のこと
守りたい 支えたい いつまでも
出典: 飽きるほどに… feat. TEE/作詞:erica・TEE・nao 作曲:erica・TEE・nao
激しい恋愛じゃないとはいえ、心の中は好きな相手の事でいっぱいです。
たまに相手の事を考えすぎてニヤけたりね。
こんな時は、男性も女性も無敵です。怖いものなんてありません。
お互いがお互いを想い、そして相手のためになにかしたい。
そう思う様になっていきます。
この歌詞の部分では、ericaとTEEのかけ合いがあります。
最後の部分ですね。
二人がケンカ・・・
あの日言えなくて小さくなる背中見てた
分かってたよ 素直になれなくて
でも信じてたんだ
出典: 飽きるほどに… feat. TEE/作詞:erica・TEE・nao 作曲:erica・TEE・nao
この歌詞の部分では、そんな二人でもケンカをしてしまうという解釈ができます。
歌い方にも、表現の変化があります。
いくら普段仲が良くても、たとえ相手をどんなに好きでもケンカはありますよね。
でもここまで相手を想い合っている二人ですから、最後は信じてたと閉じます。
穏やかな二人・・・
この曲に出てくる二人。
この二人はとても性格も穏やかな人と解釈できますよね。
あまり気性の荒い人ではない様な気がします。
何をどうするとかよりも、相手のそばに寄り添っていたいという静かな表現がとても多いです。
大人同士という事もあると思いますが…。
実際の歌っているericaとTEEの表現力でもその様な解釈ができます。
以上で歌詞は終わりになります。
全部を読んでみて、皆さんはどの様に感じ取りましたか?
この曲のテーマとなるものは、相手を思いやる心です。
そして、静かに流れていく大人の恋愛の心情を歌ったものだと筆者は思いました。
ハーモニー
この曲を聴くまで、筆者のericaに対する印象は、可愛い声のお嬢さんでした。
でもこの曲に関しては全然印象が違いましたね。
これにはコラボしたTEEの声の影響もあるかと思われます。
歌い出しはもちろんericaですが、低くしっとりとした声。
この曲のイメージにとても合っているなと感じました。
そして、いいスパイスを加えてくれるTEEのボソボソと囁く様に歌うあの独特な声です。
作詞はerica・TEEに加え、naoも携わっていますが、完全にTEEとのデュエット曲を意識した書き下ろしではないかと推測できます。
この二人のハーモニー、絶妙ですね。
聴き入ってしまうという表現を超えて、なんだか分からないけど幸せな愛の歌なのに涙が出そうになります。
筆者はこの曲、何回も繰り返し聴きましたが聴けば聴くほどその表現にやられてしまいます。
後になればなるほど、ジーンとしますね。
何度も言いますが、ホントにこのハーモニーは絶妙です。