劇場版「魔法少女リリカルなのはDetonation」の主題歌になった「NEVER SURRENDER」
「NEVER SURRENDER」は、劇場アニメ「魔法少女リリカルなのはDetonation」の主題歌です。
この曲は水樹さんが主題歌を担当してきた「リリカルなのは」の集大成として、全力の愛を注いだといいます。
やはり集大成というだけあり、力強く熱のこもった一曲!
水樹奈々も声優を務めた「魔法少女リリカルなのは」
「魔法少女リリカルなのは」は「ヒロインが魔法の力で変身して戦う」という「魔法少女」アニメです。
単純なバトルアクションものではなく、他の次元の世界が登場する等思いがけない展開がとても魅力的!
水樹さんはアニメの劇中でも、主人公の一人、フェイト・テスタロッサ役で出演されています。
水樹奈々と「魔法少女リリカルなのは」
「なのは」がお好きな方には、「なのはの曲=水樹奈々さんの曲」というイメージが強いのではないでしょうか。
「なのは」をあまり知らない人でも、水樹さんと「なのは」がセットのイメージは強いかもしれませんね。
それもその筈、水樹さんは歴代の「リリカルなのは」シリーズのオープニングを手掛け続けていらっしゃいます。
両者のつながりは、初代「魔法少女リリカルなのは」のオープニング「innocent starter」からになります。
以降の「A’s」から「ViVid」までのオープニング曲は全て水樹さんが歌い上げているのです。
劇中の挿入歌も水樹さんが担当した曲が複数存在しています。
同じシリーズのアニメの主題歌に同じ歌い手を起用することは決して珍しくありません。
しかし、「リリカルなのは」シリーズのようにここまで一貫しているのは珍しいといえるでしょう。
熱い!「NEVER SURRENDER」のトレーラー動画
夜に佇むピアノに置かれた手紙
手繰り寄せた運命の輪 湖上が煌めくように
刹那に移ろう幸せに夢映す
出典: NEVER SURRENDER/作詞:水樹奈々 作曲:加藤裕介
場面は暗い夜の中、外に置かれたピアノにある手紙から始まります。
そしてバイオリン奏者の流れから、暗闇に佇む車の後部座席にいるトレンチコートを着用している水樹さんへ。
冒頭のピアノを弾く男性やバイオリンたちの情熱的な演奏に合わせ、車に乗ったまま水樹さんが歌い始めます。
屋敷の窓辺に向かう水樹奈々
優しいほど 儚いほど 深く残響して
この胸を抉って(feel sharply)頑なに求めた(happy with you)
寂しさが繋いだ 悲しみのループ消して…
出典: NEVER SURRENDER/作詞:水樹奈々 作曲:加藤裕介
次に薄暗い屋敷の部屋から、髪を下ろし白いニットのワンピースを着た水樹さんが姿を現します。
車の中で歌う水樹さんと窓ガラスに手を這わせる水樹さん。
2人の水樹さんが交互に映されながら、やがて曲はサビへと盛り上がりを見せていくのです。