B'z「夢見が丘」

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今回ご紹介する楽曲は、B'zの「夢見が丘」という作品でございます。

どっかの地名?なんて思ってしまいますが、「夢見が丘」とはいったい何なのでしょうか?予想しながらご鑑賞ください。

収録アルバム

【夢見が丘/B'z】○○で大人気!?歌詞の意味を徹底解釈☆LIVE動画付き♪壮大なスケールが話題に!の画像

「夢見が丘」が収録されているのは、「LOOSE」というアルバムです。ジャケット写真がめちゃくちゃ若く文句なしでカッコイイです。永遠に眺めてられそうな良いお写真だこと…。

筆者が最も好きな「BAD COMMUNICATION」も入ってまっせー!またヒットソングかつ人気曲の「LOVE PHANTOM」もこのアルバムに収録されています。

「ねがい」など前半には有名曲が収録されていますが、後半はちょっとマニアックかもしれませんね。

しかし全体としては素晴らしい一枚なのでぜひお楽しみください。

ライブ動画

これも思い出の曲です✨ 歌詞が胸にグサッと突き刺さります‼️

おお壮大!歌詞とマッチしたスケールの大きさを感じさせるメロディですね。

オリエンタルな和音やメロディラインが心地良いことこの上なし、ですねえ。

B'zのバリバリモチベーションアップソングもいいですが、こういう人生や世界を広い視野で哲学的に表現した曲もまたわたしたちの生きる意欲をアップさせてくれます。

しかし何やっても完璧ですなあ…。いちいちB'zのすごさを実感します。

○○で大人気!?

「夢見が丘」は日本でも人気ですが、それ以上に香港で人気です。まず香港で意外!と思いますし、「夢見が丘」が人気という事実にさらに意外!と思ってしまいますねえ。

海外でウケるものって「そこかいな!」というものがけっこうありますよね。まあB'zの作品でしたらどれがヒットしても納得ですけれども、シングルカットされていないこの「夢見が丘」がウケるとはちょっと意外です。

しかし「夢見が丘」で出てくるオリエンタルな音階や、ダイナミックな世界観はアジア特有のものでございましょう。アジアでウケるメロディであるのは納得です。

そしてB'zの他の楽曲である「HOME」のPVも香港で撮影されたのは、ファンの間ではよく知られた事実でしょう。「The Wild Wind」もご覧になればわかりますが、香港のネイザンロードで撮影されています。

香港とB'zが仲良し、なんだか非常にほっこりしますねえ。

歌詞の意味

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それでは「夢見が丘」の歌詞の内容についてご覧いただきましょう。

スケールのでかい歌詞に酔いしれましょう!久々に真面目です(キリッ)。でも難しい歌詞ですね…(泣)

乱れるのは感情をもつ人間

大地は知らない ヒトのヨロコビカナシミ
愛し合い奪い合い いたずらに心たちは乱れてゆく

出典: 夢見が丘/作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘

「大地」や自然は、そこに感情なく存在しています。「ヨロコビ」や「カナシミ」で乱れることなく、淡々と春夏秋冬を過ぎ、わたしたち人間や地球を包みこみます。

そして誤るのは必ず人間のほうであり、自然は決して誤ることなくただひたすらそこにあります。

だからこそ「大地」や自然は手を加えずとも美しいのであり、人間は人間でお互いに関わり合う楽しさや感情という独特のものをもっています

さっそくスケールがでかいフレーズだ!

出逢い 別れ 土に埋もれ
陽が沈むように死んでゆく
わずかな時をむさぼりあおう
夢を見続けるこの丘で

出典: 夢見が丘/作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘

ひとまずは、「夢見が丘」=「夢を見続けるこの丘」ということですね。

そしてさきほどは「大地」と自然のちがいについて言及しましたが、ここでは「陽が沈むように死んでゆく」、つまり人間にも自然の摂理のようなものがあるということをいっているともいえます。

さらに人生の儚さと、生を燃やし尽くして生きていこうと訴えている部分です。

人間の矛盾とはがゆさ