【またね】について
別れてしまった彼女のことを歌う切ない曲【またね】。
この歌は「香水」で一世風靡した瑛人と、松本千夏がうたっています。
アコースティックな雰囲気のギターの音色が、穏やかな雰囲気です。
スッと耳に入っていくようなそんなサウンドが瑛人らしいですね。
彼女のことを思い出しうたう彼の様子が、とても伝わってくる作品です。
この曲は瑛人の世界観に思い切りひたることができます。
魅力あふれる【またね】の歌詞についてみていきましょう。
【またね】の歌詞に迫る
何気ない日常のシーンから
寒くなると君は一回寝たら手強い
なぁ起きてよ、君の好きな雪が降ってるよ
出典: またね/作詞:えいととちなつ 作曲:えいととちなつ
別れの辛さを伝える【またね】の曲は何気ない朝からスタートします。
このフレーズは、日常でよくあるシーンです。
寒い冬、2人で一緒に過ごす朝に、彼女は2度寝をしてしまったのでしょうか。
彼だけ目覚め、彼女はまだベッドの中なのですね。
温かくて、微笑ましいシチュエーションが鮮明にわかるフレーズです。
また、雪というのがすごく寒い日だということをイメージさせます。
とても寒い日でありながら、彼女と過ごす時間は温かかったということを伝えたいのでしょう。
まだ見ぬ世界
君が知らない世界なんだ
届かない想い止まったままの時間
出典: またね/作詞:えいととちなつ 作曲:えいととちなつ
このフレーズからわかることはどのようなことでしょう。
今は、君=彼女には見せてあげられないということがわかります。
つまり、彼女とは一緒にいないのです。
この後の歌詞では、想いが届かなかったということを伝えています。
彼女にはどんな世界を見せてあげたかったのでしょうか?
これから、2人で歩む未来のことでしょう。
しかし、2人で一緒には見られないといっていますね。
切なく苦しい様子がうかがえます。
もう2度と同じ時間を歩むことはないでしょう。
彼の中では、別れた時からずっと時間が止まったままです。
別れを意味するもの
大好きだよ今も大好きだよ
どうせまた会えるでしょ
出典: またね/作詞:えいととちなつ 作曲:えいととちなつ
別れても、まだ彼女のことが好きな様子がうかがえます。
喧嘩別れではなく、価値観の違いや性格の不一致で別れたのかもしれません。
いがみあって別れていないことがわかります。
きっと前向きな別れだったのでしょう。
彼女の方は、もう違う方向を向いています。
彼は、まだ未練がありそうですね。
未練があるから【またね】のうたで想いをつづっているのでしょう。
しかし、1ついえることは彼が元カノに執着しているわけではなさそうです。
どちらかというと、付き合っていた時をなつかしんでいるように考えられます。
君に見せたい景色とは
この景色を見せてあげたいんだ
出典: またね/作詞:えいととちなつ 作曲:えいととちなつ
彼女にどのような景色を見せてあげたかったのでしょうか。
前述しましたが、景色というのはこれから2人で過ごす未来のことでしょう。
もし、付き合い続けていれば一緒にさまざまな経験をしますね。
楽しいこともあれば、苦しいこともあるでしょう。
そんなこれから訪れる2人の時間を見せてあげたかったのです。
このフレーズからも彼の未練が伝わってきますね。