Can't Keep it Coolは1stシングル「LOVE STORY」に収録されている楽曲

高野洸【Can't Keep it Cool】MV解説!切ない表情の理由とは?ダンスは超クール!の画像

高野洸さんの1stシングルである「LOVE STORY」は3つの収録曲があり、1つ1つにテーマが決められていました。

テーマは片思い、両想い、失恋という3部作で完結するような構成になっています。

タイトルにもなっている3曲で1つの「LOVE STORY」というあまり見かけない面白い内容になっていました。

短編小説のようなリアルな歌詞と表現力抜群の高野洸さんの歌声。

まるでドラマを見ている感覚になってしまいます。

3曲ともテーマが違うことから曲のタイプも違う

恋愛の1つの流れを3つに分けて楽曲制作しているので、3曲とも曲調が違うのもこのシングルの特徴です。

両想いをテーマに制作された「Our Happiness」。

こちらはアップテンポで両想いになれたという嬉しい気持ちが伝わるような楽曲になっています。

失恋がテーマの「You've Broken My heart」はバラード調で失恋した痛みが伝わる曲調になっています。

今回紹介する「Can't Keep it Cool」は3曲の中でも失恋をテーマにした曲です。

主人公の相手に対する気持ちや葛藤は歌詞や曲調だけで表現されているわけではありません。

ダンスでも表現されているので聴くだけでなく、MVを見ることを強くオススメします。

Can't Keep it Coolは片思い曲

「LOVE STORY」に収録されている曲は全て恋愛のテーマが1つずつつけられています。

その中でもCan't Keep it Coolは「片思い」というテーマを元に楽曲制作されました。

しかも、3曲とも歌詞を作成する時にファンの恋愛エピソードを元にして作られてたのだとか。

そのためよりリアルで共感できる歌詞に仕上がっています。

高野洸さん自身も「Can't Keep it Cool」というタイトルだけで共感できると語っていました。

「好きな子の前ではクールではいられないよね」とコメントを残しています。

高野洸さんの詳しいインタビュー内容は下記の記事になりますので、ぜひご覧ください。

Dream5のメンバーとして活躍した後、現在は俳優として様々な舞台に次々と出演する高野洸。念願のソロ歌手としてのデビューシングルとなる「LOVE STORY」は、大人になった彼が歌う、片想い、両想い、失恋という3つのラブストーリー。ファン…

Can't Keep it Cool MV解説①曲の世界観を膨らませるバックダンサーや照明

Can't Keep it Coolはリアルな歌詞で恋愛経験がある人なら共感するのは間違いなしです。

しかし歌詞以外にも片思い中の複雑な気持ちを最大限に表現するための工夫が凝らされていました。

どこかというと、照明やバックダンサーです。詳しく紹介していきます。

照明でも歌詞の気持ちを表現

MVの出だしは綺麗なブルーライトが線を作っており、クールなようで片思いの切なさも醸し出されています。

青っぽい照明が多いですが、サビになるまでの間にピンク色のライトが使用されてるのにお気づきでしょうか。

そこからは片思いの相手に対して熱い思いを抱いているという意味のように読み取ることが出来ます。

この照明の表現からすでにクールではいられない、というタイトル通りの意味が込められているのです。

また、サビでは片思いの本心を表現するように黄色や緑色など様々な色合いが使われています。

もちろん盛り上がりだという理由もあります。

しかしそれ以上に「相手を自分の物にしたい誰にも奪われたくない」。

そういう気持ちを表現してると考えることもできますね。

曲調や感情に合わせたバックダンサーの動き

Can't Keep it CoolのMVは4人のバックダンサーが配置されていますね。

振り付けやフォーメーションはリズム重視で構成されています。

そのためとても綺麗で見やすく、ダンスのせいで世界観が壊されるという感じがありません。

また45秒あたりの動きなど、ふとした所では歌詞目線での振り付けや動きが入っています。

歌詞と同調するような振り付けからも「片思い」というテーマが感じ取れるように配慮されているのでしょう。

Can't Keep it Cool MV解説②歌詞に合わせたリアルな表情

高野洸【Can't Keep it Cool】MV解説!切ない表情の理由とは?ダンスは超クール!の画像

高野洸さんは舞台俳優としても大活躍されている方ですね。

そのためかMVの中でも表情がリアルで、片思いをしている時の切なさや焦りの気持ちがうまく出ているのです。

歌詞の内容によっては優しい笑みを浮かべたり、葛藤している切なそうな表情を出したりしています。

よりリアルな感情がダイレクトに伝わってきますね。