BiSH史上最凶にして最高なMV
カオスすぎる演出
BiSHが2019年4月3日に素晴らしい問題作をリリースしました。
楽曲のタイトルは「遂に死」。
MVはファンの期待に150%応えた、ぶっ飛んだ演出となっています。
なんと、彼女たちは幾度となく中指を立て、数々の死亡フラグを踏んで自滅していくのです。
マキシマムザホルモンのMVも手掛ける清水康彦監督が携わり、このようなカオスなMVが生まれました。
今回は見どころ満載のMVを徹底解説していきます!
なお、映像にはショッキングかつグロテスクな描写が多く含まれるため、ご注意くださいませ。
MVをチェック
次々と死んでいくメンバー
こちらが「遂に死」のMV。
カオスすぎて、どこからツッコめばいいのか分からないくらいです。
それにしても、冒頭で表示される「閲覧注意」の警告があまりに一瞬で意味を為していませんね!
申し訳程度の警告はむしろシニカルなジョークなのでしょう。
次々不可解な死を遂げるメンバー。
途中からは訳が分からない死に方にすらなってきて、ついには死んだメンバーが蘇ります。
蘇ったメンバーはどれだけ銃で撃っても死なない…つまりゾンビになってしまいました。
そして、ゾンビが乱射事件を起こしてエンディングを迎えます。
「赤」がアクセントに
カオスなMVを演出するうえでアクセントとなっているのが多用される「赤」です。
光や彩度を押さえた映像。
そこに「赤い照明」や「赤い血」「赤い文字」が浮かび上がるから大迫力なのでしょう。
「血のり」と分かっていてもゾッとしますね。
狂気じみたサウンドの効果があって、映像がさらにホラーチックに見えるのだと思います。
さて、次はMVの内容を詳しく紐解いていきましょう。
最初からインパクトが強すぎる
無事、故郷に帰れたら
冒頭で登場する一発目の死亡フラグは「戦場で故郷の恋人との未来」を語ることです。
この話をする人物は大概、帰らぬ人となっています。
メンバーが「死亡フラグじゃん!」とツッコミを入れて笑いが起きたのもつかの間。
座ってジッとしていたメンバーがいつの間にか帰らぬ人となっていました。
まるで映画の一場面のような演出ですね。
インパクトのありすぎるスタートです。
怪死事件が続く
さて、ここからはMVの中で登場した数々の「怪死事件」を見てみましょう。
シュールなものばかりですよ!
転倒死
サスペンスドラマでの死因として多く見受けられるのが「転倒死」。
殺意はなかったのに「転倒死」させてしまい、必死にアリバイ工作をする…。
そして突如現れたベテラン刑事が真実を暴き出す。
テンプレートともいえる一連の流れは「怪死事件」の第1話に相応しいですね。
でも、ちょっと転び方が不自然な様な…。