この街は懊悩と言葉を着飾る 曖昧な夢ばかり見てる
ずっと 目を閉じていた 映る朱が愛おしくて
感情とまた手を重ねて 後悔は夜を這うばかり
たった 今 気付いたんだ 正解などないな
出典: レド/作詞:須田景凪 作曲:須田景凪
悩んでもがいている自分と、理想を追い求めてきれいな言葉を使う自分。
先が見えないから曖昧な夢しか見ることのできない街で、成功した自分を思い浮かべる。
そうありたいと願った理想と、今あるこの現実に後悔が襲ってくるけれど、悩んだ先で気付いたのは正解などないということ。
正解などないとわかったところで、自分の中の理想を追い求めて悩み続ける。
ぐるぐると同じことをずっと悩んでは、また同じ答えにたどり着く。
良い曲を作りたい、でもバルーンとしての功績や重圧、何が一番聴いてもらえるような曲なのか。
そうした作り手の葛藤は、こちらには伝わることのない繊細な部分なのでしょう。
自分自身を書いた「レド」
「レド」は自分自身を書いた曲だと語っていますが、初めてのアルバムで自分を書くというのはシンガーソングライターとして進む決意にも感じます。
悩んでいて重苦しい雰囲気もありながら、曲調は聴きやすくて印象的。
須田景凪らしい一曲であり、シンガーソングライターとしての方向性を見せてくれているのでしょう。
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