『WE ARE X』ついにDVD/Blu-ray化して発売!

異例の大ヒットを記録した『WE ARE X』

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ついに発売された、X JAPANのドキュメンタリー映画、『WE ARE X』。

2017年3月3日に日本とイギリスで同時公開された際には音楽ファンが映画館に駆け付け、近年では珍しい4ヶ月以上のロングラン

動員数は20万人を超え、興行収入は3.3億円越えと、音楽ドキュメンタリー映画としては異例の大ヒット作品ともいえる結果となりました。

やっぱり、劇場の大スクリーンで見る映画は迫力あって見応えがありますよね。

しかも劇中、X JAPANの曲が大音響で聞けるというのもファンには嬉しいポイントでしょう。

2回、3回と映画館に通ったという方も少なくなかったと聞きます。

ついに上映が終了した際には、がっくりと肩を落としたという方もいるでしょう。

でも、ご安心ください。

ついに、X JAPAN『WE AREX』のDVD/Blu-rayが発売されたのです!

これで自宅でいつでも楽しめるようになりましたね。

曲に合わせて大声で歌っても、号泣してもOKです。思う存分、心ゆくまで堪能しましょう。

主題歌は「La Venus」

X JAPANのドキュメンタリー映画『WE ARE X』がDVD・BD化!主題歌や動画など徹底解説♪の画像

この映画のために書き下ろされた曲

この映画の主題歌はYOSHIKIがドキュメンタリー映画『WE ARE X』の為に書き下ろした「La Venus」。

YOSHIKI 自身がこれからのX JAPANの代表曲になるだろうと語るこの曲は、イントロのYOSHIKI のピアノが印象的なバラードです。

スケールが大きく、Toshiの声が存分に生かされた美しいこの曲は、『WE ARE X』のエンディングテーマとして使用されました。

映画のワンシーンを思い出しながら、この曲を聴いていたら、涙があふれそうになってしまうような、余韻を味わうにはぴったりの曲でしょう。

この「La Venus」はなんと映画界の権威である第89回アカデミー賞のベストオリジナルソング賞の対象曲として選出されました。

残念ながら、受賞には至りませんでしたが、それでも世界にX JAPANの曲のクオリティを改めて示したといえるでしょう。

一部歌詞を見てみましょう。

この曲の歌詞は、全編英語となっています。

歌詞をチェック!

'Till we die, I'll be loving you dear
'Till we fly from here to heaven
'Till we die, I'll be the roses you tear
So don't you cry
It's the end of the world

出典: La Venus/作詞:YOSHIKI 作曲:YOSHIKI

和訳

【俺たちの命が尽きるまで、君を愛し続けるだろう

この世での生を終えて、天へと飛び立つまで

俺たちが死ぬまで、君を慰める薔薇になるから

だから泣いたりしないで

もし君が泣いているのなら、それは世界の終わりと同じことだから】

愛、繋がり、亡くなったメンバーへの想い……

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尽きない愛を感じさせてくれる歌詞ですね。

これはそのまま恋愛としての愛とも取れますし、X JAPANとファンの繋がりとも取れますね。

また、私たちを置いて一足先に旅立ってしまったHIDEやTAIJIへの想いを歌ったと取ることもできます。

聴く人によって、いろいろな解釈ができますね。

その時置かれている立場や状況によって、感じ方も変わってくるでしょう。

一人一人の心に寄り添う、YOSHIKIならではの歌詞といえるのではないでしょうか。

『WE ARE X』一部動画を紹介

あの、悲しかったことも……

このシーンは、涙なしには見られないでしょう。

HIDEが亡くなった、ファンなら忘れもしない、あの時です。

HIDE1998年5月2日に、急逝しました。自殺とされていますが、YOSHIKIやHIDEの実弟である当時のHIDEのマネージャーは、自殺説を否定しています。

その死の際には、速報が流されました。

霊柩車を追いかけようとするファンや、泣き崩れるファンの姿が映し出されています。

HIDEのお墓参りに行って、ドン・ペリニョンを供えるYOSHIKI。

じっと佇んで、物思いにふけっている様子に胸が打たれます。

YOSHIKIとHIDEは、公私ともに特に強い信頼関係で結ばれていたといわれています。

そのHIDEを突然失ってしまったYOSHIKIの心中は如何ばかりか、察するに余りあります。

X JAPAN解散の直接的な原因となったToshiは、後にHIDEの死について自分の洗脳さえなければと、後悔しているとも。

ファンにも、YOSHIKIをはじめとするX JAPANのメンバーにとっても、不幸な形の彼の死は非常に辛く、大きな試練となりました。

今でもX JAPANのメンバー紹介の際には、亡きTAIJIとともにHIDEもメンバーとして紹介されます。

ずっとこれからも、HIDEもTAIJIも永遠にメンバーであり続けるでしょう。

X JAPANが存在している限り。

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