さっきから思い出していた
暗闇にいる時計じかけの僕
急に秒針が外れそうなくらい
回り始めていたんだ
どうすんの?って言われてる
わかってるよ

出典: ダビングシーン/作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音

どんどん難しくなってきます…。

"時計じかけ"ということは予め回り始めるタイミングが決まっていたのでしょうか。

止まっていた時間も実は準備の段階だったりするのかもしれません。

"どうすんの?"という問いに"わかってるよ"としっかり答えを出しているのでやるべきことが見えていたのかなと。

ある日に交差点で
ボトルを空けて宙に投げた
赤い空に混じる輝き
僕は笑いながら秒針を力づくで止めたんだ
ダビングは終わりさ
ねえ

出典: ダビングシーン/作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音

「ねえ、そうでしょ?」と逆に問いかけていそうなシーン。

indigo la End歌詞は全てのワードに緻密な意味合いを感じられるのですが、正直なかなか読み解くのが難しいです。

そこがまたindigo la Endの面白さ、良さだとも思っていて。

交差点は今までとこれからが交わる出発点のようにも捉えられたり。

赤い空はまさに歪んでいる世界そのもので、自分で動かしたボトルを輝きに例えて今までに終わりを告げているようです。

ラスサビ

1番のサビと同様ですが…ここでの"そっと帽子を深く被った"とは、「新たな出発」のことなのかなと思いました。

映画の去り際のシーンでたまに見るイメージ…って何となく伝わりますかね(笑)

言葉では上手く言えないのですが、さりげなく静かに一歩を踏み出すような雰囲気です!

西野実見出演の神秘的なMV

MVは前述のように曲自体が似せて作っていることもあって、「パラレルスペック」と同じ大久保拓朗氏の監督で作られました。

リフレインするようなギターリフが印象的ですね。

目まぐるしく蘇ってくる過去の記憶のようにも感じますし、それだけではない気もするし。

"そっと帽子を深くかぶった"というフレーズが妙に引っ掛かります。

最初は淡々としている印象なのですが、後半で吐き出される感情がたまらない!

儚いながらも鮮やかささえ感じさせます。

西野実見さんについて

【ダビングシーン/indigo la End】儚い歌詞の意味を紹介!西野実見出演のMVが神秘的?!の画像

"にしのまみ"と読むのですね。

茨城県出身のファッションモデルであり女優さん。年齢は2018年現在、21歳と若くあまり知らない方も多いのではないでしょうか。

Instagramを見てみるととてもかわいらしい雰囲気で癒されます♪

特技がヒップホップやピアノだそうで、もしかしたら出演のきっかけになったのかもしれないですね。

「ダビングシーン」ではどこか奥ゆかしさを醸しつつも、ファンタジーで観る人によって自由に世界を描けるような表現をされています。

「物置のピアノ」など映画にも出演していますが、もっと色んなMVで見てみたいなと思いました。

まとめ

儚い歌詞ながら、裏には隠された光や決意が見える「ダビングシーン」。

まるでロードムービーのような世界観とともに音と言葉の魅力に触れられます。

その奥深い歌詞はきっと様々な人を惹きつけることでしょう。「ゲスの極み乙女。」ともまた違う「indigo la End」の世界観が気になった方はぜひ他の曲も聴いてみてください。

きっと新しい世界に出会えますよ☆

indigo la Endによるギターの音色がかっこいい一曲。歌詞は川谷絵音らしい言葉遊びが満載。聞くほどにはまっていくindigoワールドが味わえます。

【ダビングシーン/indigo la End】儚い歌詞の意味を紹介!西野実見出演のMVが神秘的?!の画像

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