やはり、かけがえのない男性に出会たのですね

2番でも大切な男性と出会えた喜びを表現しています。

その気持ちを「花」に例えて美しい比喩の言葉がつづれているのです。

何度も強調しますが、なんとストレートなのでしょう。

誰もがこんな気持ちに憧れるのではないでしょうか。

風が吹いても日陰でも 咲き誇る花
戸惑いも迷いも消し去って
この両手に愛があふれる

だから for all time
喜びも悲しみも
for all time
君を全部 抱きしめていたいよ

出典: Flower/作詞:Kana Nishino、SAEKI youthK 作曲:SAEKI youthK  編曲:Kotaro Egami

どんな困難にあっても温かい気持ち、出会えた喜び、つまり「花」は咲き誇るのです。

やはり、キーワードは「花」なんですね。「花」と表現するところが美しい。

そして「愛があふれる」と表現しています。

本当に独自解説するだけ野暮な気持ちになってしまうくらいです。

「全ての時間」をどんな状況でも、「全部抱きしめる」と表現しています。

「どんな困難」でも何でもないと、へっちゃらだと強調したいのです。

その男性の側にいれば……

かけがえのない出会いだったことが痛いほど伝わります。

永遠の愛

やはり「花」がキーワード

手を取り合って 見つめ合って
ふたりの花を育てていきたいよ
どんな日も 大きな心、愛で
永遠にずっと

出典: Flower/作詞:Kana Nishino、SAEKI youthK 作曲:SAEKI youthK  編曲:Kotaro Egami

この箇所も敢えて解説する必要がないくらいですね。

「手を取り合う」「見つめ合う」、いかに2人が深い絆で結ばれているか伝わります。

「ふたりの花」という美しい比喩の言葉で表現していますね。

そして、「花」を育てたいと表明するのです。

「花を育てる」というのは、紛れもなく未来にもっともっと絆を堅くする決心だと捉えられます。

まさに二人三脚、一心同体です。

「大きな心」や「愛」や「永遠」というキーワードが出てきますね。

この2人が「永遠に」幸せであることを自然に祈ってしまう温かい気持ちになります。

メロディーは?

ゆったりとしたメロディーライン

西野カナ「Flower」の歌詞を独自解説!大切な人が見つかったあなたへ…今、愛の花が咲き乱れるの画像

歌詞はよく分かりました。

ストレートなので、自由な想像で堪能してください。

ではメロディーはどうなのでしょう?

残念ながら、MVPVもネット上に配信されていないので動画を紹介することはできません。

非常にゆったりとしたテンポのバラード、ポップスで、エモーショナルソングです。

温かく愛おしい恋人のことを唄った歌詞に、よく合った綺麗なメロディーライン。

YouTubeでカバーされているので、お聴きになりたい方はそちらを視聴してください。

特に恋愛真っ最中の人も、片想いの方も温かい気持ちになることは必至です。

加えて、恋愛中でない方も恋愛をしたくなるのではないでしょうか。

歌詞の不思議

なぜこれ程ストレートな恋愛メッセージが書けるのか

なぜ、これほどストレートな歌詞が書けたのでしょうか。

西野カナさん自身の実体験が基なのですかね。

1stアルバムも2ndアルバムも思いっきり恋愛を唄った西野カナさん。

この曲は「Thank you, Love」という3rdアルバムに収納されています。

心の底から感謝の気持ちを、ファンにも関係者にも伝えている楽曲が多いです。

ところが、『Flower』だけはちょっとだけ毛色が違うような気がします。

他人の目をあまり気にしないで自由奔放に歌詞を書いたように感じるのです。

思う存分「愛」を書きあげた印象があります。

感謝の気持ちではなく「恋愛」と「愛」を唄いあげたかったのでしょう。

このアルバムの楽曲には「ありがとう」が詰まっています。

でも、この『Flower』は西野カナさんが唯一自由に書きあげたというと大袈裟でしょうか。

だから、恋愛ソングの代名詞ともいえる西野カナさんにピッタリの楽曲ですね。

それが、西野カナさんの真骨頂でしょう。

最後に

何を訴えたかったのか