「これからの麺カタコッテリの話をしよう」に収録
およそ5年半ぶりのシングル
「これからの麺カタコッテリの話をしよう」は、マキシマム ザ ホルモンの書籍であり、シングル。
「maximum the hormone II ~これからの麺カタコッテリの話をしよう~」。
シングル的作品である「これからの麺カタコッテリの話をしよう」。
本作は、「グレイテスト・ザ・ヒッツ 2011〜2011」以来の新作。
前作から約5年半という時間をかけ、2018年11月28日にリリース。
今回からワーナーミュージック・ジャパンへ移籍することも発表しました。
話題だらけの本作は、販売形態もこだわり満載となっています。
独特の販売形態
本作はただのCDではなく、「読み切り漫画+新作CD」。
そのため書籍として小学館より発刊しています。
『コロコロアニキ』に連載されていたマキシマムザ亮君の漫画。
「マキシマムザ亮君の必殺!!アウトサイダー広告代理人」。
実は、この独特の販売形態は、前回のアルバム「予襲復讐」でも行なっています。
とにかくマキシマム ザ ホルモンの魅力を詰め込み過ぎている本作。
衝撃のMV
過去作を踏襲している
「小さな君の手」~「maximum the hormone 」
ご覧頂けたでしょうか。
「小さな君の手」は、2011年02月14日にYouTubeにて公開されたMVです。
公式サイトで先行で公開されていたものが再アップされました。
「maximum the hormone 」の続編のタイトル。
そのため、本MVの視聴無くしては語れません。
ポップから従来のマキシマム ザ ホルモンの音楽性に転換していきます。
まず、腹ベコ(マキシマム ザ ホルモンのファンの総称)が視聴しているMV。
MVの視聴を通して、映像で亮君の姿を振り返っていく映像です。
それから1分50秒からの流れが本作にも踏襲されています。
突然登場する亮君は、「小さな君の手」同様に登場。
ここでは、音楽性に対する主張というよりは、世間の声に対する主張。
これが全面に押し出した亮君登場のシーンなのだと考えられます。
余談ではありますが、先行公開された「拝啓VAP殿」。
この楽曲が、ヘドバン封印の楽曲として公開されました。
これまでの方向性からの転換。
一連の流れ自体、「小さな君の手」を彷彿とさせるものがありました。
そのため、「拝啓VAP殿」が伏線となっていると予想した人も多いでしょう。
伏線というのは、本当に主張したいことを活かすためのもの。
「何か続きがある…。」そんな腹ペコの期待に答えた本楽曲。
本楽曲の主張について、さらに解釈を深めていきます。
これぞマキシマム ザ ホルモン!!
ヘドバンも解禁!
「恋のスペルマ」を鑑賞している女性。
そこに映し出されれているのは、減量前の亮君の姿。
動画に対して書き込みをしようすると亮君が現れます。
前述の通り、「maximum the hormone」を踏襲した流れです。
ヘヴィなギターリフに「これはっ!!」と思ったのではないでしょうか。
それから演奏シーンに突入し、楽曲が進行。
もう非の打ち所がありません。
重くてスピード感のある楽曲、シャウトと、スクリーム。
「これこそホルモンだよ!」と思ったのではないでしょうか。
ラウド、メタル、ポップ…。
音楽ジャンルの垣根を越え、良いところを盛り込んだ楽曲。
難解でありながら、キャッチーでもあり、転調の連続。
聴いている人を虜にするホルモンらしい楽曲に完成しています。