KinKi Kidsの泣ける曲第3位『せつない恋に気づいて』
第3位は『せつない恋に気づいて』。デビューアルバム『F album』から2曲目のランクインです。
『雪白の月』の紹介の際にふれましたが、2007年発売のベストアルバム『39』に同曲も収録されています。
雨といえばKinki Kidsのイメージどおり、濡れた歩道や雨上がりの空といったシチュエーションが舞台です。
繊細な男心をしっとりと歌い上げたバラードで美しいピアノの旋律が悲壮感をより際立たせます。
弱いものだね男ってやつは
寂しさこらえて
それでも他の人は愛せない
出典: せつない恋に気づいて/作詞:MIZUE 作曲:寺田一郎
未練を抱いているときなどはとくに、聴くほどにじんわりと泣けてきます。
男性目線の歌ながら共感できるとして女性からも好評です。
失恋の辛さは、時が経てば自然と癒えるものかもしれません。
しかし、別れた直後はどうしても未練が浮かんでしまうものでしょう。
KinKi Kidsの泣ける曲第2位『ボクの背中には羽根がある』
作曲を手がけたのは織田哲郎です。KinKi Kidsのほかの曲と異なるのは民族楽器が用いられている点。
オカリナが奏でるもの悲しい音色にのせて愛する人と一緒にいることの強さを歌います。
2人の歌声が歌詞やメロディに込められた切なさをより引き立てるとともに、前を向く元気をくれる曲です。
ファンの中には一番好きな曲としてあげる人もいるほどの人気を集めています。
どんなに辛い未来が来ても
二人だったら乗り切れるさ
出典: ボクの背中には羽根がある/作詞:松本隆 作曲:織田哲郎
困難を見据える芯の強さ、何があっても乗り越えられるというポジティブさに涙が込み上げてきます。
10年以上前の曲ですが、歌詞のスケールの広さから二世代にわたって受け継がれているようです。
作詞は「硝子の少年」や「ジェットコースター・ロマンス」などの名曲を手がけた松本隆が担当しました。
切なさを含んだ歌詞には、しみじみと聞き入ってしまう力があります。
ファンの間ではKinKi Kidsの2人の関係性を表しているようにも感じるという声もあるようです。
歌詞に込められた意味はさまざまな解釈があるようなので、親子や恋人などの解釈があります。
ぜひ実際に曲を聴いて、どんな意味が込められているか考えてみてください。
KinKi Kidsの泣ける曲第1位『Love is...~いつもそこに君がいたから~』
KinKi Kidsの泣ける曲、栄えある第1位は『Love is... ~いつもそこに君がいたから~』。
2006年に発売した9作目のアルバム『I album -iD-』の収録曲で王道のラブソングです。
いままで紹介してきた曲とは打って変わって、愛する人への感謝を綴った曲です。
人は幸せの値が上限に達するとなぜか涙がこみ上げてきますが、そうした気分にさせてくれます。
こんなに優しくなれたのは
君がいたから
出典: Love is... ~いつもそこに君がいたから~/作詞:成海カズト 作曲:成海カズト
痛みや悲しみの数々を表現してきたKinKi Kidsの歌声だからこそ、より心の奥に染み込むのでしょう。
ウエディングソングにもピッタリです。
以上、泣ける曲10選のご紹介でした。
KinKi Kidsの魅力を改めて再発見した方も、興味を持ったという方もよろしければぜひ聴いてみてください。
KinKi Kidsベストアルバム『The BEST』発売決定!発売日&収録内容など全貌を大公開♪ - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
2017年12月にKinKi Kidsのベストアルバム「The BEST」が発売されることが決定しました。CDデビュー20周年を迎えるKinKi Kidsのベストアルバムはどのような内容になっているのでしょうか?発売日や収録内容をいち早くお伝えいたします。