もしも俺が君だったら
俺のこと信じ続けることできたかな?
いやきっと無理だったろうな
会えない日々のカレンダー
一年に一体何回会えたかな
ってそんな時期すらあったな
出典: 約束。/作詞:ハジ→ 作曲:ハジ→
理由があって納得はしていてもツライ遠距離恋愛。
連絡を取る時間にも気を遣い、会いたいと思った時に会えない寂しさに耐える日が続きます。
仕事が忙しいと言っておきながら、もしかして自由な時間を楽しんでいる…。
想像はひたすら悪い方向へと向かっていくことも多いですね。
それでも待っていてくれた君への思い。歌詞は涙なくして読めません。
カレンダーを何度もめくる位の長い期間、直ぐに会えない恋愛をしていました。
自分なら待てなかった、それほど長く辛い時間だったことを分かってくれています。
時にはやりきれないほどの切なさを、二人同時に抱えていたのかも。
辛く長い距離も時間も何一つ無駄になっていません。
二人だからできたこと
「お互い」っていい言葉ですよね
でも俺思うんだ
君はどう感じてるかわからんが
離れて暮らしながら
ただ互いの愛を信じ合う
そんな日々 乗り越えてきたから
出典: 約束。/作詞:ハジ→ 作曲:ハジ→
続く遠距離恋愛のコツは?と聞かれても、答えはなかなか難しいですね。
大切なのは二人が信じ合うこと…と分かってはいます。
結婚の約束はしていても、正式なプロポーズはまだだった二人。
長い時間の間に変わるのは環境だけではありません。
心が変ってしまうことだってあります。
相手の気持ちを何度も確認するけれど、画面上の文章だけではやはり心配。
確認を繰り返す度に自己嫌悪に陥ってしまって、ネガティブになるだけ。
離れているのなら、距離があるのはお互い同じです。
お互いの心の中に相手がいつもいることを信じ合った結果、生まれた幸せ。
平坦な道を歩くだけではない、様々な障害をクリアした二人がいます。
一人ではありません、二人だからできました。
日常のしあわせを
二人で過ごす時間は…
一緒に こうしていられることが
当たり前じゃない
ありがたい幸せだなあって
そう思い合える
そんな今の俺達に繋がってる
出典: 約束。/作詞:ハジ→ 作曲:ハジ→
愛と感謝がここにもあります。「今二人でいる時間が特別なこと」と歌う歌詞。
離れていた長い時間は、大切な宝物になってくれたのでしょう。
見切りをつけるような形で、一緒になることを選ばなかった二人でした。
目の前に君がいてこの後も二人で過ごすことができるのは、かけがえのないこと。
結婚しようだけではなく、俺が思っていることを全て聞いてほしいプロポーズ。
夢ではなくリアルに輝く愛を誓います。
表情から目が離せないMVです♪
ここで「約束。」のMVをご紹介します。
久しぶりに顔を見ても素直に明るく笑えない女子。
プロポーズの決意をしているけれど、ためらいもある男子。
それぞれの表情を見ていると、切ないとしか言えません。
気持ちだけを懸命に伝える彼の白いシャツ。
風に揺れるワンピースやポニーテールの後れ毛。
大人になって伝える言葉
迷いの大きさを表した多めの画数
君に この言葉を
伝えられるようになるまでに
どれだけの葛藤があったか
想像できるかい?
生涯 愛する人を
幸せへと 導いてゆける男を
目指してたんだよ
出典: 約束。/作詞:ハジ→ 作曲:ハジ→
結婚をすることを決意したから伝える言葉。
ただ単に『結婚しよう』と口にすることはできます。
そうではなく真剣に心から、結婚して欲しいと言葉にしました。
プロポーズそして結婚から始まる二人の暮らし。
二人が幸せに暮らしていく時間を、一分でも一秒でも長くしたいという思いが伝わります。
“葛藤(かっとう)”は、全く違う状態のどちらを選ぶのかを迷う時の言葉。
離れていても自分のことを好きでいてくれるのか?もう嫌われてしまったのか?
自分は結婚したら幸せにできるのか?幸せにする自信がどうしても持てない…。
優しさ優先で伝えてきた気持ちが、“葛藤”で一気に責任を持ったように見えます。
“俺”と自分を呼んで、少年の様にはにかむ場面もありました。
けれど君に見て欲しいのは、二人の幸せな生活を背負える頼もしい背中。
迷いと悩みを振り切った結果、作り上げた信頼です。
責任ある思いは、この後も君への心に届く言葉になって続いて行きます。