実力派アーティストたちの渾身のコラボ曲!
「夜のひと笑い」という、勢いが止まらないカップルインフルエンサーがいます。
彼氏の「こう」さんと彼女の「いちえ」さんが繰り出すおもしろ動画が、とっても人気なんです。
ここまで説明するとよくいるYouTuberに思えますが、彼らはとにかくすごいんです。
TikTokでのフォロワー数は200万人超え、YouTubeのチャンネル登録者数も100万人を超えました。
この数を見るだけでも、「夜のひと笑い」がかなりの影響力を持つ有名人だということが分かります。
そんな彼らが初めて手掛けた楽曲【ミライチズ】もまた、注目度がどんどん上がってきているんです。
この楽曲は、YouTubeのチャンネル登録者が数100万人突破したことを記念して、公開された1曲です。
彼らの大ファンだというクリエイターユニット「HoneyWorks」とのコラボ曲でもあります。
「HoneyWorks」もまた、YouTubeなど関連動画の総再生回数が8億を超えるというから驚きです。
共に実力派アーティストともいえる彼らがコラボした、【ミライチズ】の歌詞を解釈していきましょう。
その言葉が2人を繋いでいる
愛してる 聞こえてる?
君の番 愛してる
風の日も雨の日も
ああ ずっとそばに
出典: ミライチズ/作詞:MARUMOCHI BOYS 作曲:コミヤマリオ(MARUMOCHI BOYS)
「夜のひと笑い」によるこの楽曲は、こうさんといちえさんが交代で歌っているのがポイントです。
その様子がまるで会話しているように聞こえ、この曲により入り込めるような気がします。
冒頭に来るのは、この後何度も繰り返される重要な歌詞です。
MVの映像と相まって、とても甘い雰囲気に仕上がっていると思いませんか。
引用歌詞1行目で男の子(=こうさん)が尋ねているのは、一体なぜなのでしょう。
彼らが口にしている言葉は大切なものなので、ちゃんと聞こえているか確認したいのはあるでしょう。
あるいは、女の子(=いちえさん)がはにかんで、わざと聞いてないフリをしている可能性はないでしょうか。
そんな彼女に男の子が、「おい、ちゃんと聞いてくれよ~」という具合に笑いかけているような気もします。
いずれにしても躊躇なく口にされるその愛の言葉で、2人が繋がっているのは間違いないでしょう。
風が吹いたり雨が降ったりするような大変な時でも、ずっと一緒にいたいという気持ちも伝わってきます。
ありふれたカップルの情景
冒頭で互いへの気持ちを口にした後は、よくあるカップルの日常が歌われています。
この楽曲を歌っている「夜のひと笑い」の2人も、そんな風に日々を過ごしているのかもしれません。
ケンカすることだってある
すれ違う金曜日 口をきかない土曜日 曖昧になってく理由
なんとなく戻って日曜 「ごめんなさい」は一緒に口にしてる
出典: ミライチズ/作詞:MARUMOCHI BOYS 作曲:コミヤマリオ(MARUMOCHI BOYS)
どんなに好き合うカップルでも、ケンカする時があるはずです。
些細なことで仲違いして、口を利きたくなくなることもあるのでしょう。
互いに意地を張って、すぐには謝れないかもしれません。
そうやって何だか悶々としつつも、週末を過ごすのでしょう。
それは一見無駄な時間にも思えますが、仲直りするために必要な時間ともいえないでしょうか。
時間が経てば経つほど、何でケンカしていたのかが分からなくなってくるからです。
その結果が、引用歌詞の2行目で歌われていることだと思います。
時間が解決してくれた部分もありますが、最終的には互いに好きだという気持ちが背中を押したのでしょう。
時間をかけて愛を育んでいく
誰かが言っていた愛は育つのが遅いらしい
ほらほら言葉にしてよ
もう1回
出典: ミライチズ/作詞:MARUMOCHI BOYS 作曲:コミヤマリオ(MARUMOCHI BOYS)
好きだと思って付き合い始めたり、結婚したりしても、それがゴールではありません。
そういう関係になってからも、互いを理解し、愛していく必要があるのです。
それにはきっと、長い時間がかかるのではないでしょうか。
それがまさに、引用歌詞1行目でいわれていることなのでしょう。
時間をかけて相手を理解していくことが、結果的にその相手と愛を育んでいく手助けとなるのです。
そして愛を育むためには、やはり愛の言葉が必要不可欠だと思います。
言葉で伝わらない部分もありますが、言葉でしか伝わらないこともきっとあるはずです。
どんな瞬間も2人の時間なんだ
再び、2人の間で愛の言葉が交わされます。
このサビ部分は冒頭部より長く、より気持ちのこもったパートとなっています。