ONE OK ROCK
4thシングル「完全感覚Dreamer」以来、圧倒的な人気を集め、世界でも活躍しているONE OK ROCK。
今回はそんなONE OK ROCKの映像作品を3つ取り上げて紹介させて頂きます。
ライブに行けない人のために
年々ONE OK ROCKの人気は上昇しており、ライブ会場は収容人数の多い大きな会場が使われるようになりました。
ですがそれでもチケットが手に入らず、ライブに行けない人がいます。その人気故に、チケットを入手して転売するバイヤーまで出てくるほどです。
そのようにライブに行けなかった人が観るのも良し、自分が行ったライブをもう一度楽しむために観るのも良し、ライブに行く前に予習するのも良しです。
ネタバレになってしまう要素もあるので予めご了承頂ければと思います。
世の中シュレッダー
今のONE OK ROCKにとって貴重な作品
ONE OK ROCK史上初となる映像作品が2008年3月に発売された「世の中シュレッダー」です。
この頃のライブで行なっていた楽曲は、今のライブではほとんど聴くことが出来ません。とても貴重ですよ!
その中でも特に貴重な楽曲が「Hey you I」「Keep it real」 の2曲でしょう。
「Hey you I」はインディーズ時代のミニアルバムにも、200枚限定販売された自主制作CD「Do you know a Chiristmas?」にも収録されていません。
今もCD音源化されておらず、「世の中シュレッダー」でしか聴くことが出来ない曲です。
「Keep it real」はインディーズ時代にリリースしたミニアルバム「Keep it real」に収録されていますが、そのアルバムを入手するのは難しいです。
2017年12月現在、Amazonでは新品が50,000円、中古でも7,000円を超える価格で売られています。
今から10年前のONE OK ROCK
ボーカルのTakaさんが太っていたり、ギターのToruさんがラップで歌っていたり、元メンバーのAlexさんが演奏している唯一の映像作品でもあります。
10年前ということもあり、まだ発展途上だった頃なので、音や映像の質があまり良くないです。
ですが、当時の荒削りな演奏や、臨場感を感じることが出来る作品として、これはこれでアリだと思います。
THIS IS MY BUDOKAN?!
ONE OK ROCKの2枚目となった映像作品が「THIS IS MY BUDOKAN?!」です。
ONE OK ROCKが初めて日本武道館でライブを行った時のライブ映像になります。
「世の中シュレッダー」から約3年後のリリースとなりました。オリコンランキングは2位となり、一気にONE OK ROCKの人気が上がったのが分かります。
ONE OK ROCKの代表曲としてライブのアンコールで歌われることが多い「完全感覚Dreamer」ですが、ライブの中盤に歌われています。今では考えられないですね。
目玉となった2曲
「THIS IS MY BUDOKAN?!」で目玉となったのは、新曲初披露となった「アンサイズニア」と、アンコールで歌われた「Nobody's Home」でしょう。
「アンサイズニア」は新曲として日本武道館で初披露されました。日本武道館のライブに行った人はラッキーですね!
「アンサイズニア」は、このDVDが発売された2011年2月16日に同時発売されました。
もう一方の「Nobody's Home」は、Takaさんの家族に向けて作られた楽曲です。
Takaさんの父親も日本武道館に来ており、アンコールで歌われた「Nobody's Home」を聴いて涙を流していたそうです。
Takaさんも曲の終盤で少し目頭が熱くなっていたように思えました。
父親が歌っていたステージで息子が歌うというのは、感慨深いですね。家族の絆を感じることが出来る一曲です。
FOOL COOL ROCK! ONE OK ROCK DOCUMENTARY FILM
「FOOL COOL ROCK! ONE OK ROCK DOCUMENTARY FILM」は2014年11月に発売された5枚目の映像作品です。中野裕之さんが監督を務めました。
2013年10月から始まった海外ツアー「“Who are you??Who are we??” TOUR」に密着した映像となっています。
これまで紹介したライブ映像とは違い、ライブのみならず、ライブの裏側やバス移動など、普段絶対に見ることが出来ないところまで覗くことが出来ます。
FOOLでCOOLなロックバンド
ONE OK ROCKはバカやっているし、カッコいい、そしてバカカッコいいロックバンドである、と中野裕之さんは語っています。
FOOL=バカ、COOL=カッコいいという意味なので、そのままタイトルになっています。
このDVDではONE OK ROCKのカッコいい姿を見ることが出来るのはもちろん、バカやっている姿も沢山観ることが出来ます。
この作品を観て、ONE OK ROCKが本当に仲の良いことを改めて知ることが出来るでしょう。
もし彼らにバンドというものが無くなったとしても、この先ずっと一緒にいて遊んだり、ふざけあったりするんだろうな、と思わせてくれました。