加藤ミリヤと清水翔太のコラボ

2人の絆は永遠

加藤ミリヤ×清水翔太【LOVE STORY】歌詞の意味を考察!あのラブストーリーがフラッシュバック?の画像

2009年5月13日に発売された、加藤ミリヤ清水翔太によるコラボ作品「LOVE STORY」。

加藤ミリヤ清水翔太が意気投合したことによりこのコラボが決まったそうです。

男女2人の視点から描かれた「月日が経っても2人の絆は変わらない」という愛情に溢れた作品となっています。

深く惹かれ合い、2人の出会いに運命を感じている…。

でも2人はずっと一緒にいられるわけではない。

だからこそ、乗り越えられない現状を受け入れ、お互いの存在を心に焼き付けている。

そんな切なさの中にも光を感じられる歌詞がとても印象的です。

素敵なラブソングを多く生み出してきたアーティスト同士のコラボ。

それぞれの魅力が引き出された味わい深い楽曲となっていますよ。

また、名曲「ラブ・ストーリーは突然に」をサンプリングしたというサウンドにも注目。

タイトル「LOVE STORY」はここからも由来しているのでしょう。

MVをチェック

ステージ上で歌い上げる2人

MVはナイトクラブのようなステージで歌い上げる加藤ミリヤ清水翔太が映し出されています。

ビブラートのかかったハミングが絡み合い、本当に美しいです。

モノクロだった世界に、サビで一気に光りが差し込むのが印象的。

切なさの中に輝く光のような愛情が表現されているのではないでしょうか。

シンプルなコーディネートの中で「赤」がアクセントになっているのにも意味がありそうです。

「赤」といえば「愛情」のカラー。

連想するものとして、真っ赤なハートや運命の赤い糸がありますね。

MVでは赤い洋服と赤い花が登場します。

これらは「2人の愛情の現れ」なのかもしれません。

「君」への愛情が止まらない

全てを忘れさせるほど

伝えたい君への言葉 こんなに溢れてるのに
君を見つめていると 何ひとついらなくなるの

出典: LOVE STORY/作詞:加藤ミリヤ、清水翔太 作曲:加藤ミリヤ、清水翔太

恋というのは不思議です。

会えない時は様々な想いを巡らせ、心の奥底からとめどなく愛情が溢れだします。

ところが、いざ好きな人の姿を見ると簡単に「幸福感」で満ち溢れてしまう。

いっぱい抱え込んでいたはずの「悩み」や「欲求」が一気に解消されてしまうのです。

この感覚には共感する人も多いのではないでしょうか?

2人の誓いとは?

加藤ミリヤ×清水翔太【LOVE STORY】歌詞の意味を考察!あのラブストーリーがフラッシュバック?の画像

会えない時間さえ 今は愛しく思えるよ
誓い合ったあの季節は 誰も壊せはしない

出典: LOVE STORY/作詞:加藤ミリヤ、清水翔太 作曲:加藤ミリヤ、清水翔太

愛しい人に会えない時間というのは、どうしても「寂しさ」や「切なさ」を感じるもの。

ところがここではそれすら「愛しい」と言っています。

なぜでしょう?

「今は」という言葉からは、「会えない時間」が過去であることが推測できます。

つまり、今では相手との再会を待ちわびることすらできない状況になってしまったということ。

具体的な事情は語られていませんが、2人は離れ離れになってしまったようです。

どうしようもない現状から見れば、過去に感じた「寂しさ」や「切なさ」すら幸せに感じてしまうほど。

それくらい「悲しい気持ち」に満ちているとも読み取れます。

ところが、悲しみの中にも一筋の光が垣間見えるようです。

2人が交わした「誓い」とは、どんなものなのでしょうか?

「君」を想い出す

二人を繋いでるもの
二人を導いてくもの
君がいつも歌ってた
この歌を口ずさむんだ

出典: LOVE STORY/作詞:加藤ミリヤ、清水翔太 作曲:加藤ミリヤ、清水翔太

2人の想いでを繋ぐ「歌」…。

なんてロマンチックなのでしょう。

ここで登場する「歌」とは「LOVE STORY」のことなのかもしれません。

好きな人にまつわるものは、ついつい無意識に覚えてしまうはず。

食べ物や洋服、香水の香りなど…。

ここでは「好きな人がよく歌っていた楽曲」がそれにあたるのでしょう。

その楽曲を歌うだけで「君」という存在が鮮明に想い出されるのだと思います。