「TREE CLIMBERS」ってどんな意味?

桑田佳祐も絶賛

木村カエラ【TREE CLIMBERS】歌詞を和訳&解説!子供の頃のように…無邪気な喜びを忘れずに!の画像

2006年9月6日に発売された木村カエラ楽曲「TREE CLIMBERS」。

ノリノリなバンドサウンドはライブで踊りたくなる一曲といえます。

そして実はこの楽曲サザンオールスターズ桑田佳祐が絶賛するほど素敵な作品です!

わんぱくな子供心

タイトル「TREE CLIMBERS」を和訳すると「木登りする人」という意味。

唐突ですが、子供のころに木登りをしたことはありますか?

実際登ったことがある人はきっと「上の景色はどんな感じなんだろう!」という好奇心が伴ったはず。

実行するには「やってやるぜ!」なんていうチャレンジ精神も必要ですね。

楽曲「TREE CLIMBERS」にはこういったわんぱくな子供心が描かれています。

楽曲が伝えたいメッセージ

探求心が明日を切り開く

大人になると知らない間に「理性」が強く働きすぎてしまいます。

もちろんこれは、冷静さや合理性を得るために必要な要素です。

でも、考え込み過ぎて物事がうまくいかないことだってあるのではないでしょうか?

限界を知らない子供心は成長の糧となり、不可能を可能にする力を持っていると思います。

音楽は不思議なもの。

無邪気さを取り戻して、前進する勇気を与えてくれることがあります。

今回の「TREE CLIMBERS」もきっとその一曲になるはず。

魅力的な歌詞の世界感を覗いてみましょう。

いつの間にか忘れた感情

まずは「大人の思考」を持つ人々へ「子供の思考」を呼び覚ますように促しています。

軽やかな言葉がけは木村カエラの明るいイメージとマッチしていて、親近感が湧くでしょう。

子供心を取り戻そう

We live in tricks played by destiny.
That's scary.
But I wanna go against it.
1.2 Step down into the past world.
Take back joyous and innocent feelings

出典: TREE CLIMBERS/作詞:渡邊忍 作曲:渡邊忍

“私たちは運命という名のイタズラに生きている

おっかないよね

でも私は運命に逆らって生きるわ

1,2で過去の世界に飛び込もう

無邪気で純粋な感情を取り戻そうよ”

とても開放的な考え方ですね。

生きていれば必ず様々な問題にぶつかります。

その中で打ちのめされ、閉鎖的で体裁ばかり気にした思考になるのは勿体ないです

辛くなる前に子供心を取り返そう?

どんな運命だって抗えばいいんだよ?

そう積極的に投げかけてます。

毎日に意味がある

day away
day away
day away
It means much.

出典: TREE CLIMBERS/作詞:渡邊忍 作曲:渡邊忍

“毎日が過ぎ去る

これはたくさんの意味を持っている”

子供心を取り戻す、というと「昔は良かったのにな…」と考えてしまうことも。

歳をとるのが怖いなんて考え方もあります。

それを違う視点に変えるために、ここでは過ぎ去る毎日に意味があると歌っているのではないでしょうか?

過去を振り返ることで見逃していた様々な意味に気が付くことができます。