メルシー

2018年3月22日に、YouTubeとリクルートのプロジェクト「Follow Your Heart & Music Presented by RECRUIT」にて公開された神僕の最新曲「メルシー」。

一つ前の「TOKIO LIAR」が公開されてからから丁度3ヶ月経っています。

ダークな雰囲気や否定的で物語性のある歌詞が持ち味の神僕ですが、今回の曲はちょっとした明るさを兼ね備えています。

というのも、テーマが「挑戦」なのです。

暗さの中にあるほのかな光が、この曲には射しています。

「ありがとう」という感謝の気持ちが込められた今回のタイトル。

絶望に満ちた楽曲が多い神僕の中で、これはどの様な楽曲となっているのか。

これから、紹介していきます!

歌詞情報

現在、歌詞の情報は歌詞サイトなどには載せられていないのですが、神僕自身がTwitterで随時公開しています。

非業に満ちた歌詞に注目ですね。

Follow Your Heart & Music Presented by RECRUIT

リクルートが手掛けるこのプロジェクトは、大きな一歩を踏み出す若者を「音楽の力」で支えるという企画から始まりました。

自分で自分だけの道を選んで生きていくことこそが、豊かな世の中であると考えているリクルート。

そんな世界観に共感を抱いたアーティストに、リクルートは「挑戦」をテーマにMVを制作してもらいました。

今回のプロジェクトに共感したアーティストは5組。

神僕を除くと、「緑黄色社会」「パスピエ」「リーガルリリー」「CHAI」となっています。

それぞれのアーティストが描く「挑戦」というイメージを、それぞれが希望するクリエイターとコラボする事によって形にしています

どのアーティストも、今回のプロジェクトのイメージにぴったりですね!

MV

今回のMVも神僕らしい、カッコよさとダークさを見事にマッチングさせたモノとなっていますね。

物語性のある「絶望」からの「希望」。

テーマが「挑戦」というだけあって、人が絶望の淵から立ち上がる姿が描かれています。

その絶望さも、演者の演技の他に神僕や演者の顔に映し出される「奇妙さ」があらわにしていますね。

実は、この「奇妙さ」が今回使われている「世界初の技術」なのです!

世界初の技術「モバイル・フェイシャルマッピング・システム」

今回、神僕が希望したコラボ相手は「Facial mapping(from P.I.C.S.)です。

演者の顔と神僕のマスクへのマッピングをしているこのMV

顔面に大量の目玉が映し出されたり、メンバーの仮面が生きている様に動いたりと最大限の「奇妙さ」が描かれています。

そこには、世界初の技術が駆使されているのです。

その名も「モバイル・フェイシャルマッピング・システム」。

従来のシステムでは、プロジェクターの光の範囲などの限界によって人物が大きく動いたりカメラが回り込むことが出来なかったりしていました。

しかし今回使われた技術は、それを可能にしました。

人物の周りに半円状のドリー(カメラマンを乗せる台車)を引くことによって、マッピングに使うものを同時に動かせるようになりました。

その結果、人間が動きつつもシンクロさせたマッピングが可能となったのです!

P.I.C.S.の絶え間ない向上心が、この世界初という技術を生み出しました。

クリエイター集団「P.I.C.S.」とは

「独創性と革新性」を常に心がけ、
新しい感受性を持った映像を通し、
人の心に「楽しい驚き」を提供します

出典: https://www.pics.tokyo/about/

上記の言葉をモットーに活動をしているクリエイター集団「P.I.C.S.」(ピクス)。

プロジェクションマッピングやMVや映画の撮影、ARカメラエフェクトの企画・制作など「映像」に関わることを幅広く手掛けているのです!