コブクロ懐かしの名曲!9枚目シングル「DOOR」
幅広い世代から愛される男性音楽デュオ「コブクロ」。
結成から20年を迎える今もなお、2人ヴォーカルの絶妙なハーモニーで私たちを魅了します。
(2019年1月現在)
聴く人が年を重ねても、その歌声が心に響き、何年たっても色あせない。
そんな音楽の力を存分に発揮しているデュオだと思います。
そんな「コブクロ」の、力強く感動すらする楽曲をご紹介します。
2004年に9枚目のシングル曲としてリリースされた「DOOR」。
特にメインの黒田さんの声量のすごさと歌唱力が感じられる曲です。
オリコンチャートは15位と振るわなかったのが信じられないくらい良い楽曲。
もっと多くの方に知ってほしいと思います。
タイトルの「DOOR」が意味するものとは?
気になる歌詞も解説していきます!
黒田さん初の作詞作曲!
コブクロの楽曲の多くは、ヴォーカルでギターの小渕さんが作詞作曲をしています。
小渕さんは元々路上ライブで経験を積んできた叩き上げの人。
黒田さんもストリートミュージシャンとして活動していました。もちろんギターも弾いて。
でも今のコブクロの体制では主にギターは小渕さんが担当しています。
結成した際の逸話でも、面白いものがあるので紹介します。
黒田からの提案で小渕が黒田に楽曲を提供したのだが、あまりにも黒田のギター演奏がお粗末だった為、成り行きで小渕がギターを弾きコーラスをつけるサポートをした。その時には、商店街に約200人から300人の人だかりができたという。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/コブクロ
上記引用のような経験があって、一緒に音楽をやることになったそうですよ。
コブクロになって初めての作詞作曲
歌唱力には定評のある黒田さんですが、「DOOR」では別の才能を発揮。
コブクロを結成してから初めて作詞作曲をしたのが、この楽曲なのです。
一度映像を観て聴いてもらえばわかると思いますが、コブクロにしては迫力があると思いませんか。
いつもは2人の優しい歌声で癒されるのですが、「DOOR」は癒しよりも勇気を与えてくれます。
人生を自分のために生きるんだ!という勇気がもらえる曲なのです。
元々ストリートミュージシャンの黒田さんですから、歌はうまいのは期待通り。
それに加え、こんなに心動かされる楽曲を作ることができるということも世間が知ることになりました。
今回筆者が「DOOR」の記事を書こうと思った理由も、ここにあります。
迫力のある「DOOR」をライブ映像で
「DOOR ~The knock again~」
早く歌詞を紹介したいのですが、まずはこちらをご覧ください。
2006年の「KOBUKURO LIVE TOUR '06 "Way Back to Tomorrow"」映像です。
セットリストの「DOOR」には「〜The knock again〜」とサブタイトルがついています。
もう一度ドアをノックするという意味をひっさげて、何を想い、歌っていたのでしょうか。
オーケストラとバックバンドを従えたスケールの大きな演出が素敵。
黒田さんの迫力のある力強い歌声が魂まで揺さぶられるようです。
それではお待たせしました!
ここからは気になる歌詞を解釈していきたいと思います。
歌詞にはどんな意味が?タイトルの「DOOR」は何のドア?!
今から進む道は険しいけれど
この海を渡ったら ずっとそばに居よう…
この荒れ狂う 大海原を
簡単に渡ろうなんて思っちゃいないさ
ただ港から見送る人に なれないだけさ
出典: DOOR/作詞:黒田俊介 作詞:黒田俊介
主人公が目の前にしているの歌詞2行目で表現されているような過酷な状況。
しかし主人公は誰もが尻込みしてしまうような状況に立ち向かおうとしています。
そして、それは一筋縄ではいかないことも承知。
でも、だからって何もしないで傍観するわけにはいかないのです。
これから乗り越えなければならない現実を2行目のような海に例えているのではないでしょうか。
そして無事に渡りきることができたら=現実を乗り越えられたら、ずっと一緒にいたい。
一緒にいるためにも、主人公の前に立ちはだかる現実に立ち向かわなければなりません。
その海に飛び込んでいく為の「DOOR」がイメージできます。