いくつになってもカワイイ

【crossroad/浜崎あゆみ】進んでいく痛みを表現した歌詞を考える!PVではあゆが2人…?!の画像

THE・歌姫!

さて今回ご紹介するのはこの方!「あゆ」こと浜崎あゆみさんです。

安室奈美恵宇多田ヒカルと共に一世を風靡しまくり、今もなお精力的に活動を続ける平成が誇る歌姫。

ワタクシの青春時代も彼女の楽曲と共にありました。今でもカラオケでガンガン歌える。

若い頃はちょっとやんちゃな感じがありましたが、今ではすっかり大人の女性としての魅力を纏ったカワイイ系熟女です。

何このジャンル凄い。目指したくても目指し方が分からないよ。すごいよ。

というわけで今回は、いくつになってもカワイイ上に常にまっすぐな言葉でファンと向き合い、歌い続ける彼女が2010年にリリースした楽曲crossroad」をピックアップしますよっ!

PVをチェック!

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というわけでまずはPVを見ていただきましょうかね!

個人的には「これぞ浜崎」な楽曲で、テンション上がる雰囲気じゃないにもかかわらずちょっとテンション上がっちゃう感じがあるんですが、皆さんはいかがでしょうか。

浜崎あゆみの真髄

ね、結構暗いですよね。

すごくライブ映えするというか、イケイケ飛べ飛べ!な楽曲が有名だったりパンチがあったりするので、そっちのイメージの方も多いのではないかと勝手に思っているのですが、いやーこれですよ。

彼女、暗い楽曲が似合うんですよねぇ。あっこれ褒め言葉ですからね。

あれだけブチ上げ系の曲をガンガン歌ってゴリッゴリに踊ってとんでもない存在感を放ちつつも、その世界を狭く狭くしていくとこの世界に辿りついちゃう。

狭い空間で火を見つめながら、恐らく切ない、傷ついた記憶を伴う思い出に浸る。暗っ!!スゴイ!!しかし私はこれが彼女の真骨頂ではと勝手に思っているんですけども。

実際に歌うのはブラウン管の中に映る自分。生身のあゆは今回口を動かしません。心の深い部分に潜む感情を非常に巧みに表現しています。

ちなみにこの楽曲を聴いて「なんか懐かしい感じがするな…」と思った方はもしかして同世代かもしれません。

この楽曲、実は小室哲哉氏による書き下ろし。ね、言われてみれば小室サウンドじゃないですか。

歌詞をチェック!

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さてそれでは歌詞も見ていきますよ!

思わず共感

ここから見えている景色は夢に描いていた景色と
どのくらい違うのかななんて思う時があるよね

あの時立った分かれ道の始まり
選んだ方はこっちでよかったかなって
あの時立った分かれ道の反対
側にあったのはなんだったのかなって

出典: crossroad/作詞:ayumi hamasaki 作曲:Tetsuya Komuro

誰しも1度は思いますよね。これは。大きい選択であればあるほど不安も伴いますし、うまくいかなかったときの後悔も大きい。

うまくいったとしても、この選択じゃない方がもしかしてもっとよかったんじゃないか…

考えても仕方ないとわかりつつ、ふとネガティブな方に気持ちを振ってしまうと止まらない。

そんな気持ちが非常にストレートな、わかりやすい言葉で表現されています。

それでも進み続けてる まだ負けてなんかいないよって

傷つかない様に強がる事だけで自分を
守っていたアイツはうまく笑えるようになったかな
変わって行く事変えて来た事
変えられない事私はうまく笑えてる?

出典: crossroad/作詞:ayumi hamasaki 作曲:Tetsuya Komuro

それでもまだ負けたくない、負けないぞと暗闇の中でもがいている。

自分ひとりの話かと思いきや、ここでもう一人登場してきますね。友達…という解釈もできますが、1番に関しては恋愛の方向で解釈した方がしっくり来る気がしますねぇ。

仲が良いにしろ、同性に向ける言葉としてはちょっと違和感があるというか。

恋愛の歌だとしたらまだちょっと振っ切れていない感がありますよね。強がることで自分を守っていた相手に思いを馳せつつ、でも自分もどこか強がっている。

ちなみに2番は同性としての解釈もできるので面白いですよ。気になった方は是非CDでチェックを!

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収録CDはこちら!