「Aitai」はどんな曲?
「Aitai」は加藤ミリヤの4作目のオリジナルアルバム「Ring(リング)」の2曲目に収録されている曲です。
「Ring(リング)」は、前作「TOKYO STAR」から約1年3か月ぶりとなるオリジナルアルバムです。
アルバム・プロモーションのために用意された楽曲「Aitai」は、着うた70万ダウンロードを超える大ヒットになりました。
そして、レコチョクの着うたフルランキングでも7月度、月間ナンバーワンを記録しています。
アルバム発売1か月後には「ミュージックステーション」に出演し、この曲を披露しています。
この曲は、2010年9月11日に公開された映画「悪人」の挿入歌としても使われていました。
報われない恋の歌
2009年にリリースされたこの「Aitai」”実らない恋と分かりながらも、相手のことを想うのをやめることができないやるせない恋心”を歌った失恋ソングです。
実らない恋を自分自身がしている時って、「どうせ辛い思いしかしない」と分かっていても、誰にでも諦められない想いが残りますね。
"恋愛は、なかなか自分の思い通りにならないことが多いのです。"
"どんなに相手のことが好きになっても、相手にその気がない場合は、とても辛い体験になりますね。"
「Aitai」の歌詞の意味
それでは、どのように実らない恋で、どのような心境が描かれているのか、歌詞の内容を見ていきましょう。
私を好きだと言って
普通なら一番愛してと言うところを はじめから浮気はOKということなのでしょうか。
そんな恋は、きっと悲しいと思います。
報われない気持ちをずっと胸に抱いたまま、そばにいるだけというのは、あまりにもかわいそうな立場ですね。
そして、嘘でもいいからというのは、何やら、虚しさを感じる言葉です。
傷ついたとしても
あなたがよかった
たとえどんなに
傷ついたとしても
どうして私じゃないの?
あのコのもとへ帰らないで
出典: http://j-lyric.net/artist/a00d0ea/l01950a.html
相手に対して、強い思いを抱いているのが伝わります。
普通は傷つくのが怖いから、報われない恋なら別れてしまいそうなものですが、思い詰めてしまったのでしょうか。
「あのコのもとへ帰らないで」と、悲しい心の叫びを発しています。
歌詞を聴いているだけでも、虚しさが胸をよぎりますね。