【第10位】「カウントダウン」
「カウントダウン」は1997年3月21日に発売された、Coccoさんのデビューシングルです。
ピアノとストリングスの静かなイントロと、対照的に激しいサビが、聴く人の心を一発でつかんでしまう名曲。
この曲のどんな歌詞が泣けると言われているのでしょうか?
歌詞の裏にある悲しみを想うと泣ける!
「カウントダウン」は浮気をされた女性の心情を歌いこんだ曲です。歌詞の一部をご紹介しましょう。
跪き手をついて
わたしに謝りなさい
力なくしなだれて
わたしを愛してると
つぶやきなさい。
出典: カウントダウン/作詞:こっこ 作曲:こっこ
歌をフルで聴いてもらえるとわかるのですが、タイトルの「カウントダウン」とは、浮気をしたパートナーを撃ち殺すまでのカウントダウンのこと。
サビは命令口調ですし、この曲を聴いた人は、歌詞の語り手がかなり激しい気性の女性だと感じる人も多いかもしれませんね。
しかし実際は女性男性関係なく、大切な人に裏切られたらこんな風に思ってしまうのではないでしょうか?
「カウントダウン」で歌われる激しい怒りの裏には、深い愛と悲しみがあるように感じます。
【第9位】「強く儚い者たち」
「強く儚い者たち」はCoccoさんの2枚目のシングルです。1997年11月21日に発売されました。
この曲、CoccoさんのCDの中では最大の売上を記録。日本航空「JALハワイ・キャンペーン」のCMソングにもなった有名な曲です。
美しい世界観と人間の業を歌った歌詞に泣ける!
だけど 飛び魚のアーチをくぐって
宝島が見えるころ
何も失わずに
同じでいられると思う?
人はとても弱いものよ
とても弱いものよ
出典: 強く儚い者たち/作詞:こっこ 作曲:柴草玲
「強く儚い者たち」は、まるで童話のような美しい世界の物語です。
登場するのは美しい宝島に、命からがら辿り着いた青年。歌詞の語り手は、その青年を誘惑する魔性の女性です。
苦難を前に変わってしまう人間の弱さと、辛い環境下でもしたたかに生きる人間の強さが巧みに表現されていて、歌詞の意味の深さに感服せざるを得ません。
"人間の業"とも言うべき"強さ"と"弱さ"を想うと胸が締め付けられます。
【第8位】「Never ending journey」
「Never ending journey」は、2007年7月25日にリリースされたCoccoさんの6枚目のアルバム『きらきら』の収録曲です。
その後、2007年11月21日に発売されたシングル「ジュゴンの見える丘 全国盤」には、カップリング曲として「Never ending journey(Radio edit)」が収録されました。
「いつか出会える」という切ない希望を歌った歌詞に泣ける!