【第2位】「遺書。」
死を前にした人の心情描写に泣ける!
いつか誰かまた求めるはず。
愛されるはず。
そうなったら幸せでいて。
だけど、私の誕生日だけは
独り、あの丘で泣いて。
出典: 遺書。/作詞:こっこ 作曲:成田忍
"遺書"とは、自殺する人や老齢や病気などで死を前にした人が残す文章のことです。
「遺書。」の歌詞は、控えめに言っても壮絶。中にはドン引きしてしまう人も少なくありません。
しかし、一度でも人の死に立ち会ったことのある人にとっては心にドンッと突き刺さる歌なのではないでしょうか。
自殺・事故・病気など、人が死を迎える原因にはいろいろなものがありますから、必ずしも"自殺"を背景にした歌ではないと思います。
私は「遺書。」を初めて聴いたとき、ガンで亡くなった母の心情を想って泣きました。
【第1位】「Raining」
大切な人の死を受け入れられない歌詞に泣ける!
それは とても晴れた日で
泣くことさえ できなくてあまりにも
大地は果てしなく
全ては美しく
白い服で遠くから
行列に並べずに少し歌ってた
今日みたく雨ならきっと泣けてた
出典: Raining/作詞:こっこ 作曲:こっこ
「Raining」は大切な人の死を題材にした歌です。ご紹介した歌詞に登場する<行列>とは、葬列のこと。
葬儀に参列するには黒い喪服を着るのが常識ですよね。しかし歌詞の語り手は<白い服>を着ています。
<白い服で遠くから>葬列を見ている様子は、大切な人の死を素直に受け入れることができなかった心情を表現しているように感じられます。
この曲で歌われている亡くなった人とは、Coccoさんのおじいさんのことなんだそうです。
ちなみに「Raining」には次のような衝撃的な歌詞もあります。
髪がなくて今度は
腕を切ってみた
切れるだけ切った
出典: Raining/作詞:こっこ 作曲:こっこ
かつて、自傷行為をしてしまうことを公表したCoccoさん。
たとえ、ひと時の安心を得られたとしても、心には大きな苦しみが在ったことは間違いないでしょう。
「Raining」の歌詞には全体を通して"心の傷"が表現されており、美しくも凄みのある歌詞に涙を流す人が少なくありません。
最後に……
大切な人の死、孤独になっても愛する人を想う気持ち、愛し合っているのに別れないといけない2人……。
ご紹介したCoccoさんの歌には、様々な種類の"心の痛み"が歌われています。
あなたにとって泣ける歌詞はありましたか?気になる歌があったら、ぜひフルバージョンも聴いてみてくださいね。
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