季節から広がる解釈
これまでは「君」が春の選抜野球に出場している野球選手のようだと解釈してきました。
ところが歌詞の中には「夕立」という言葉が使われています。
夕立とは夏の午後に降るにわか雨のことです。
この言葉から解釈すると、主人公が思い出しているのは夏の大会の出来事だと考えることもできます。
夏の強い日差しが逆光となり「君」のシルエットを作り出しているようです。
鮮やかなシルエットとスパイクの音が鮮明に記憶に残っていたのかもしれません。
「明日、春が来たら」は1997年3月21日にリリースされました。
リリースの時期を考えると主人公が今いる季節は春の一歩手前と考えることもできます。
そう考えるとこの歌は、春を待つ主人公の心情を表現しているようです。
このように歌詞の解釈や感じ方は人によって様々なものになります。
主人公の感じた音、景色、そして歌詞に使われている言葉から色々想像してみてください。
最後に
いかがでしたか?
「明日、春が来たら」の歌詞は、青春時代の淡い恋愛を思い返し、気持ちを通じ合った相手に大人になった今、想いを馳せ、逢いに行ってみようという行動力の感じる歌詞になっていました。
また、この「明日、春が来たら」は、2016年にClariSやanderlustによってカバーされ、リリースから時が経った今でも愛される楽曲となっています。
淡い青春にを感じる「明日、春が来たら」、ぜひ聴いてみてください。
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