【僕らの戦場/ワルキューレ】マクロスΔの楽曲の中でも中毒性が高い？！歌詞をパート割付きで徹底解説！

『ワルキューレ』は、テレビアニメ『マクロスΔ』と、その関連作品に登場する女性5人組の架空音楽ユニット。

そして、作品中で各キャラクターの声や歌を担当する歌手・声優さんたちによって実際に活動しているグループ名でもあります。

キャッチフレーズの「超時空ヴィーナス」の通り、作品中のユニットがリアルでも存在する、時空を超えたような展開のグループなのです！

『ワルキューレ』のエースボーカルである美雲・ギンヌメールは声と歌でキャストが異なりますが、他のメンバーは声も歌も両方担当。

ちなみに、作品中の『ワルキューレ』は当初4人編成でしたが、フレイアが新メンバーとして加入することで5人編成になりました。

実際に活動しているリアルの『ワルキューレ』では、“美雲ΔJUNNA”のように、キャラクター名である“美雲”と作品名の“Δ”を冠した名前で表記されています。

「僕らの戦場」が使用された『マクロスΔ』は、1982年の『超時空要塞マクロス』から続く「マクロスシリーズ」の作品。

OVAを含めたアニメ作品としては7作目にあたります。

この「マクロスシリーズ」には各作品で共通している設定があり、“作品中で歌が重要な要素になっている”というのも、シリーズを通した共通設定のひとつです。

『ワルキューレ』は、物語の舞台となる銀河系各地に蔓延する奇病“ヴァ―ルシンドローム”を歌の持つ力で沈静化させるという目的を持って結成されました。

銀河を股にかけた巨大な企業体の芸能部門に所属し、歌の力を発揮する“戦術音楽ユニット”の先駆け、そして一番の成功例が『ワルキューレ』です。

本来の目的は戦術的なものですが、銀河系の音楽チャートのランクイン常連でもあり、アーティストとしても人気を博しています。

こちらは実在する『ワルキューレ』が歌う、「僕らの戦場」のライブ映像です！

作品中に負けず劣らず、リアルでも大人気な様子がうかがえますよね！

各キャラクターのイメージカラーに合わせたペンライトで会場中が埋め尽くされていて、とても綺麗ですね。

閑静な住宅街のひと部屋なので自重しますが、サビの「燃えろ！燃えろ！」をうっかり全力で叫んでしまいたくなります。

挿入歌として使われた「僕らの戦場」。アニメでは第3話で初披露され、比較的早い段階で耳にした曲でした。

ドラマチックでノリがよく、馴染みやすい曲調であり、重要なシーンで度々使われたため、強く視聴者の印象に残る楽曲になったと思います！

特に、主人公であるハヤテの試験中や、病と闘うエースパイロット・メッサ―に向かって歌われたシーンなどは、ぐっときた方も多いのではないでしょうか。

作品の雰囲気を更に盛り上げてくれる、大切な楽曲ですよね！

「マクロスシリーズ」の楽曲に共通していえることですが、歌詞がとっても良いんですよね……！

ここでは、パート割とともに「僕らの戦場」の歌詞の内容をご紹介します。

『マクロスΔ』の世界は、銀河の辺境にあたる惑星群が舞台。そこにも様々な対立や争いがあり、武力による戦いが繰り広げられています。

『ワルキューレ』というユニット名も、北欧神話における、戦場で勝敗を決する女神的な存在の名前が由来だと思います。

そして『ワルキューレ』の一番近しいところにいる戦士が、彼女たちの護衛を任務とする“Δ（デルタ）小隊”という、戦闘機部隊です。

「空」や「舞い上がれ」「ツバサ」など、空に関係する歌詞からも、お互いを想い合う関係がうかがえますよね。

また、先にお伝えしたように『ワルキューレ』は戦術音楽ユニットとしての一面もあります。

戦士たちと同じように『ワルキューレ』にとっても、決して戦いと無縁ではないことが、“僕らの”というタイトルにも表わされています。