マイクの種類と選び方のポイント!

マイクにもさまざまな種類のものが販売されています。それぞれの特徴について詳しく紹介していきます。

ダイナミックマイク

ダイナミックマイクは良くバンドライブなどで使われているタイプのマイクです。

このタイプのメリットは耐久性がある事です。もともとマイクは衝撃や風のふかれに弱く、すぐに壊れてしまうものなのですが、こうした欠点をなくしたのがダイナミックマイクです。

デメリットは、耐久性をアップさせた結果、代わりに音質を犠牲にしているという点です。こうした理由から激しい動きが伴うライブなどに活用されています。

歌ってみたでも使える入門者向けの低価格マイク5選!!の画像

コンデンサーマイク

コンデンサーマイクのメリットは音質がとても良いという点です。そのためコンデンサーマイクはスタジオレコーディング専用となっています。

音楽以外にもラジオ番組の収録などに活用されるタイプのマイクロフォンですが、マイクを接続する機器側に「ファンタム電源(「ファントム電源」とも)」の供給が必要になります。

コンデンサーマイクはファンタム電源が必須であるため、オーディオインターフェイス側に、電源を供給する機能があるか事前に確認しておく事が大切です。

歌ってみた」で活用する時には音質のクオリティを重視したいという方にはぜひ活用してみたい製品です。

デメリットは、耐久性が悪くデリケートな扱いをしなければ故障の原因になってしまうという点です。衝撃、風、湿気は天敵なので慎重に扱う事が大切です。

歌ってみたでも使える入門者向けの低価格マイク5選!!の画像

直接接続可能マイク

ここ数年では新しいタイプのマイクが登場していて話題を集めています。それはパソコンやスマホ、タブレットなどに直接接続することができるタイプのマイクです。

上記のマイクはオーディオインターフェイスが必要でしたが、「直接接続することができるタイプのマイク」ではオーディオインターフェイスが不要です。

そのためこれから「歌ってみた」を始めてみたい方にはオススメの製品です。

USBで接続するタイプの製品と、オーディオ端子でスマホ・タブレットへと直接接続することができるタイプの製品とがあります。

なお直接接続可能なマイクにはダイナミック式、コンデンサー式とがあるため、上記の特徴も併せて知っておきましょう。

(厳密にはこの他にも特殊なマイク製品が販売されていますが、一般的には上記の二種類のみしかほとんど活用されていないため、ここでは解説を割合しています。)

Shure(シュアー) SM58

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Shureからの定番ダイナミックマイク

コンサートなどでこのマイクを見かけた事がある方も多いのではないでしょうか。

SM58(通称「ゴッパー」)は多くのコンサートホール、ライブなどで活用されている、ダイナミックマイクの定番製品です。

このマイクなら、ライブから「歌ってみた」まで、オールマイティーに対応する事ができてお買い得です。

内部には音質を向上させるトランス部品が格納されています。ケース内部にトランスを使う事により、長いケーブルを使って機材に接続してもノイズが乗りにくくなるといったメリットがあります。

丈夫で湿度にも強いのがポイント!

強力なポップガード(防風用のスポンジや金属製のネット)が標準で搭載されており、湿度にも強く、環境による音質変化が影響しにくいのが特徴です。

ケースは丈夫な鋳鉄製で、比較的衝撃に耐えられる設計になっています。(ただしどんなマイクでも衝撃は致命的なダメージになる場合があるため、基本的には精密機器と知っておき、乱暴に扱わないようにしましょう!)

マイク入門者から上級者まで、神経質にならなくても安定して使う事ができる製品で、オススメです。

10,584円(2017年6月現在 実売価格)

SM58公式ホームページ

Shure SM58®は、ライブ・パフォーマンス、音空間の創造、スタジオ・レコーディングでのボーカル収音のために生まれた、プロ仕様の単一指向性 (カーディオイド) ダイナミック型ボーカル・マイクロホンです。

MXL(エムエックスエル) MXL-V67G

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「歌ってみた」に大人気のコンデンサーマイク