メジャーデビューから15周年を迎えたPerfume

Perfume【再生】歌詞の意味を徹底考察!何のためにどこに向かうの?解読できない真意をひも解くの画像

2020年にメジャーデビュー15周年を迎えたPerfume

広島から世界へ羽ばたいた3人組です。

Perfumeには、彼女たちだけの色があります。

可愛いくてエフェクトがかった甘い歌声。

アイドルなのにテクノポップユニット。

立ち位置が固定されない、キレのある格好いいダンス

リーダーはいないし、立ち位置も毎回変わります。

ブレイクまで長い時間がかかったことも有名です。

その実力は、いまや海外でも広く認められるほど。

中田ヤスタカ氏による大迫力のライブ演出も話題です。 

ミュージックビデオに着目

この楽曲は、映画「屍人荘の殺人」の主題歌として起用されています。

映画でポイントとなるゾンビをイメージした振り付けもあります。

とても可愛らしいので、ぜひチェックしてみてください。

注目すべきは、ミュージックビデオの神秘的な世界観です。

近未来的な森の中で目を覚ます3人。暗闇の中で踊り出します。

森の中には不思議なモニターがあり、ある映像が流れます。

そこには、メジャーデビュー以降の彼女たちの軌跡が…。

ミュージックビデオを振り返りながら、記憶を辿る彼女たち。

昔から応援してきたファンは嬉し泣きするシーンでしょう。

年齢と共に洗練され、輝きを放ち続ける3人の物語。

曲の最後には、新しい植物の命が誕生しています。

デビューから一区切りつけて新たなスタートへ向かう。

そんな気配が感じられます。

近未来的な世界観

不可思議な歌詞の魔法

ここから、曲の歌詞に迫っていきます。

最大限界生きたいわ
宇宙全体が手品いやい
正真正銘未来以来
偶然性さえ運命さ

出典: 再生/作詞:中田ヤスタカ 作曲:中田ヤスタカ

この曲の世界観を表すのがサビパート。

曲の一番初めにくるフレーズです。

Perfume楽曲の多くは、サビから曲が始まります。

知らない単語がたくさん散りばめられた難解な歌詞

中田ヤスタカ氏の未来のイメージでしょうか?

最大の限界まで生きるとは、命をまっとうすること。

生きることへの希望を示しています。

宇宙は手品のように解明できない謎に包まれた存在。

言葉遊びのような語尾の「いやい」が可愛らしいです。

偶然すらも運命として決められている。

SF感をたっぷりのと堪能できる歌詞です。

主人公はロボット?

コンピューターでも解けないわ
果てしない 光線の海
全身全霊で向かうわ
再生 再生 再生成

出典: 再生/作詞:中田ヤスタカ 作曲:中田ヤスタカ

この曲の主人公には、どこか無機質さを感じます。

AIやロボットを連想せずにはいられません。

光線の海とは、デジタル機器の光でしょうか?

パソコンのようなもので、何かを必死で調べています。

知りたいことがあって、調べ物をしているのです。

見つからない答えを探すために外へ飛び出す主人公。

何度も何度も探し求めるものの姿を脳内再生します。

それは、いつかの記憶に関連していることだと思います。

元祖ロボットガールといえば…

主人公がロボット。ロボットといえばPerfumeです。

彼女たちの楽曲は、エレクトリックな曲調が多くみられます。

ファーストシングルからまさにその世界観は確立していました。

「リニアモーターガール」というタイトルです。

 あ〜ちゃんは当初、こんなことをコメントしています。

本当はバラードを歌いたかったのに、曲はピコピコしてるし歌詞は訳が分からない。性に合わない

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/リニアモーターガール