ORANGE RANGE【シティボーイ】歌詞の意味を解釈！街への憧れを象徴？イケてる自分に気分も上昇

真っ赤なスポーツカーや、ド派手な車が思い浮かびます。

戦闘態勢ばっちりの主人公が、どこかの前に颯爽と到着したようです。

突如登場したスポーツカーに、女性達の期待も儚く一瞬で散り去ります。

なにより、主人公のナルシストぶりにドン引きしてしまったのでしょう。

ある意味一生懸命の主人公は、期待とモテたい気持ちで頭の中がいっぱいなのです。

緊張のあまり、自分の心臓の鼓動が女性達のものと勘違いをしているように見受けられます。

なんの疑いもなく、視線は自分にだけ向けられているものと自意識過剰の主人公。

さも当然のように、ノリノリで女性達に近寄ります。

すると「調子に乗んなよ」と、アイコンタクトで牽制されてしまうのです。

予想通り、ディスコに着いた主人公は朝まで踊るようです。

興奮のるつぼで、狂喜乱舞した雰囲気が表現されています。

男性女性交わり待ち構えていた仲間や、DJまでもが宴に陶酔していくのです。

だれ彼区別なく、ディスコで踊れば嫌なこともブッ飛ぶと表現しているのでしょう。

刺激に満ちた、欲望丸出しの男女達を煽ります。

ですが、どこか自信を無くしている女性に対し勇気づけるかのような歌詞にも感じとれませんか？

先ほど登場した、しょげている女性のことです。

ここでの君はいつでもヒロイン。

しょんぼりせずに、もっと自分にプライドをもって「堂々と立ち振る舞えよ！」。

下を向かず顔を上げれば、如何なる男性達もきっとあなたの虜になると鼓舞しているようです。

そういう見方をすれば、ありきたりの歌詞も素敵に見えてしまいます。

あまり女性と接点のないことを感じさせる、幼稚な言い回しで誘いかけようとします。

ここまでの歌詞を振り返ると、もしかすると主人公は遊び慣れておらず、女性に対し奥手なのかもしれません。

それでも懲りずに夜な夜な街へ繰り出し、サングラスやスポーツカーで武装するのも納得がいきます。

「もっと本気を見せみろよ」、と主人公に叱咤激励しているようにも感じます。

とにかく今は何も考えずに騒ぎ踊れば、その先に答えは待っていると言っているようです。

「つまらない理屈をいつまで悩んでいてもしょうがない！」。

踊り狂いそのまま朝を迎えれば、「全てはリセットされまっさらの明日がまたくるよ」といったところでしょう。