『千利休』について
水曜日のカンパネラはどんなバンド?
耳に残る個性的なバンド名「水曜日のカンパネラ」。名前は知っていても、どのようなバンドかよく知らないという方も多いのではないでしょうか。
水曜日のカンパネラは2012年に結成されたユニットです。「主演」と「歌唱」を務めるコムアイの印象が強いですが、メンバーは実は3人います。
コムアイ - 主演・歌唱
1992年7月22日(25歳)生まれ。本名:輿美咲(こし みさき)。
ケンモチヒデフミ - 作曲・編曲
1981年8月2日(36歳)生まれ。本名・釼持英郁。
Dir.F(ディレクター・エフ) - 上記以外、すべて
1982年生まれ。本名・福永泰朋(ふくなが やすとも)。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/水曜日のカンパネラ
水曜日のカンパネラのライブは、コムアイのみが登場するというユニークなスタイルです。
結成したきっかけも、Dir.Fがコムアイに「歌わないか」と誘ったことがきっかけなのだとか。結成のエピソードから、すでにクールですよね。
その自然体で気取らない魅力的なスタンスは、現代の感性にフィットしているのででしょう。
2012年にYouTubeに作品を公開することから活動をスタートし着実に人気を集め、2013年からライブ活動を始めます。
一度聴くと忘れられないインパクトが水曜日のカンパネラの楽曲にはありますので、当然の結果ではないでしょうか。ライブを観てみたくなりますよね。
そして、2015年5月から放送されたYahoo! JAPANのCM「ヤフオク!」のタイアップソングに『ツイッギー』が採用され、各メディアから注目を集めます。
2016年6月に1st EP「UMA」をリリースしてメジャーデビュー。「第8回CDショップ大賞2016」において、アルバム『ジパング』で準大賞を受賞します。
水曜日のカンパネラは音楽に精通したCDショップ店員からも一目置かれる存在なのです。
また、音楽だけでなくコムアイはファッション雑誌「VOGUE」の「VOGUEアワード」を受賞するなど、女性アーティストとしても活躍しています。
水曜日のカンパネラは、これまでに6枚のアルバムとデジタルシングルを5作品リリース。
公式サイトも水曜日のカンパネラにぴったりな面白い内容になっているので、彼女たちのことをより詳しく知りたいという方はチェックしてみてください。
『桃太郎』で人気のミニアルバム『私を鬼ヶ島に連れてって』収録
2014年11月にリリースした、タイトルもユニークなミニアルバム『私を鬼ヶ島に連れてって』に『千利休』は収録されています。
『千利休』は、お茶と偉大な茶人である千利休をモチーフにしたユニークな歌詞と美しい鍵盤が印象的な名曲です。
このアルバムには誰もが知っている桃太郎を、現代の感覚にアップデートしたような名曲『桃太郎』も収録されています。
一度聴くと桃太郎の見方が変わるかもしれません。ファンからも人気が高い曲ですので、こちらも合わせて聴いてみてください。
おしゃれで「和」を感じるMVをチェック
次に、おしゃれな雰囲気があり、「和」の魅力を感じるMVをチェックしましょう。風景が美しいロケ地についても紹介します。
おしゃれな雰囲気が漂う映像
日本らしい街並みが美しくコムアイがおしゃれなので、全体的におしゃれな映像となっています。
しかし、よく見ると思わず笑ってしまうポイントが多くあります。
茶道具の1つである茶杓が飛んで行くところは、NHKの子供向け番組を彷彿とさせます。
ミステリー仕立ての内容となっていて、コムアイはサングラスをかけた探偵役と事件の鍵を握る女性役を見事に演じわけています。
茶室の死体が急に消えてしまうのは、千利休の切腹の原因が未だに不明であることを表しているのでしょう。
また、コムアイはMV制作のために即席ではあるものの、茶道について学んだそうです。
このように、ディティールの細部までこだわった作りが水曜日のカンパネラの魅力の1つではないでしょうか。
ロケ地は石川県の温泉郷
MVに登場する、日本の古き良き「和」の魅力を感じさせるロケ地が気になった方もいらっしゃると思います。
これは、石川県の加賀温泉郷の一角をなす山代温泉が舞台になっています。
ファンの方は聖地巡礼と温泉での療養を目的に足を運んでみてはいかがでしょうか。