BUMP OF CHICKENの魅力とは?
高い人気を誇り続ける日本を代表するロックバンド「BUMP OF CHICKEN」。BUMP OF CHICKENが聴く人の心をつかむ理由とは何でしょうか。
まず、ボーカルの藤原基央の唯一無二の歌声が最高です。
そして、人の闇を見ながらも、そこから希望を見出そうとする独特な歌詞と一体感のあるバンドサウンドも魅力と言えるでしょう。
そんな、BUMP OF CHICKNの数ある楽曲の中から、ファン目線でおすすめ人気曲をランキングで紹介します。
1stアルバムから最新シングルまですべてを聴き直して選びましたが、良い曲がありすぎて正直選びきれませんでした。
ファンの方はこの気持がよくわかるはずです。いや、わかっていただきたいです。
ランキングに入れられなかった曲は番外編として、聴く時の気分に合わせて選べるようにまとめました。こちらも、ぜひチェックしてみてください。
第10位:ray
アップテンポな4つ打ちのサウンドとさみしさを抱えながらも前を向くような歌詞が魅力の『ray』。アルバム『RAY』のタイトル曲です。
意外なことにBUMP OF CHICKENにとってはじめてのタイトル曲となっています。
初音ミクとのコラボも話題を集めました。賛否両論ありましたが、私はありだと思います。新しいことに挑戦する姿勢が格好良いです。
音楽評論家の鹿野淳は、そもそもVOCALOID自体がBUMP OF CHICKENの音楽の延長線上にあると言っています。
BUMP OF CHICKENをはじめて聴いた時に、一度聴いただけではすべてがわからない歌詞の深さとメロディーの美しさに驚いたことを思い出しました。
第9位:スノースマイル
BUMP OF CHICKENのラブソングを1曲選べと言われたら、『スノースマイル』です。『とっておきの唄』『アルエ』も悩むところですが、やはりこの曲。
恋人同士の風景が思い浮かぶような歌詞がたまりません。この曲を真似して自分の右ポケットに彼女の手をそっと入れた方も多いのではないでしょうか。
スローテンポな美しいメロディーが胸に染みます。冬だけではなく、1年中聴いてしまう名曲です。
アルバム『ユグドラシル』に深みを与えている曲だと思います。
第8位:ガラスのブルース
1stアルバム『FLAME VEIN』に収録された『ガラスのブルース』。1stアルバムからこのクオリティは驚きではないでしょうか。
デビュー当初から変わらないBUMP OF CHICKENの魅力が感じられます。
ちょっと荒々しい藤原基央の歌い方やオルタナやギターロックよりのサウンドが格好良いです。
アルバム『present from you』にセルフカバーも収録されています。
こちらはガッツリ歌い上げていますので、歌詞の良さをより深く感じられまるでしょう。
BUMP OF CHICKENの原点が感じられる楽曲です。
第7位:三ツ星カルテット
アルバム『COSMONAUT』の1曲目にしてハイライト『三ツ星カルテット』。
出会ったことを忘れてしまったら、何回でも出会えば良いという斬新でロマンチックな歌詞がグッと来ます。
「忘れないでね」よりも、「また出会えば良い」の方が生きることや人と出会いを楽しめますよね。
この曲は2分半程度の短い曲なのであっという間に終わってしまいます。その駆け抜けるような感触と深いメッセージのバランスが絶妙です。
2曲目の『R.I.P』へのつながりも良いのですが、最後の『beautiful glider』とセットで聴くことをおすすめします。
『beautiful glider』はおだやかに背中を押してくれるような素晴らしい曲で、イントロのギターが『三ツ星カルテット』を連想させます。
そして、『beautiful glider』を聴き終わるとまた『三ツ星カルテット』が聴きたくなるのです。エンドレスリピートに突入するでしょう。
第6位:fire sign
ミディアムテンポの力強いロックサウンドが格好良い人気曲『fire sign』。命の火を燃やして生きようとするパワーを感じさせる歌詞が魅力です。
『fire sign』を聴くとBUMP OF CHICKENのライブに行きたくならないでしょうか。私は行きたくなります。
この曲はアルバム『ユグドラシル』に収録されていて、『太陽』というBUMP OF CHICKENの中でトップクラスの闇を感じさせる曲に続きます。
陰と陽のコントラストがとても鮮やかで、BUMP OF CHICKENの表現の深みを感じさせます。こちらもアルバムを通して聴いていただきたい曲です。