第4位 ロスタイムメモリー
淡い夏の恋心
18歳になった少年が彼女との別れを振り返り、時間を巻き戻したいと願う歌です。
繰り返し出てくる「炎天下」「カゲボウシ」という言葉が、夏の情景と季節が過ぎ去っていく切なさ、そして夏の恋心を連想させますね。
ところどころに冷たく感じられる他人の言葉が入ってくることで、主人公の寂しい気持ちが助長されています。
朦朧、今日も不自然でいよう 昨日のペースを守っていよう
出典: ロスタイムメモリー/作詞:じん 作曲:じん
第3位 サマータイムレコード
子ども時代の夏の思い出
セカンドアルバム「メカクシティレコーズ」に収録された曲です。清涼感あふれる曲調と歌声が、タイトル通り夏の爽やかな思い出を思わせます。
大人ぶった作戦で 不思議な合図立てて 「行こうか、今日も戦争だ」 立ち向かって 手を取った
出典: サマータイムレコード/作詞:じん 作曲:じん
子供たちが秘密基地に集まって、あれこれ作戦を練っては笑い合い、ワクワクしている情景が目に浮かびますね。これから暑くなる季節、外出先や開放的な空間で聴きたいナンバーです!
第2位 失想ワアド
揺さぶられる心と言葉
「カゲロウデイズ」第7巻の作品であり「カゲロウプロジェクト」のキャラクター「キド(木戸つぼみ)」を主人公とした物語が描かれています。
幼少時代から成長していく過程で、日常にあふれる何気ない会話の中にある言葉から、自信の無さや人と違うことへのコンプレックスを繊細に感じ、揺さぶられながら葛藤する心情が表現されています。
そして、最後には明るい未来を思わせる展開となっていきます。
PVには実際に「キド」が登場し、揺さぶれられる心を疾走感あふれるサウンドと高音のVOCALOID、情緒的な映像とともに、ひとつひとつの言葉(ワアド)を通じてストーリーを直感的に楽しめます。
漠然とした不安を抱えた青春時代を思い出して、センチメンタルな気分になりたいときにおすすめです!
第1位 カゲロウデイズ
残酷な描写がつくる独自の世界