筆者の個人的な感覚ではありますが、”ロック”の核になるものは”アンチテーゼ”だと思っています。
つまり、様々な物事に対して「いやそうじゃねえだろ!」と”否定”の考えを発信する手段のひとつとしてロックがあるんじゃないか、と筆者は思っています。
「おまえら、そんなんでいいのかよ」「そんなダセェことやってんなよ!」と、世の中に一言物申す!という姿勢が、音楽を”ロック”にさせているのではないでしょうか。
この「とおりゃんせ」は、まさにそんな”ロック”をど真ん中で行く歌詞だと思います。
Ah ガンジーが語る思想に ハマるような奴らと話がしてみたい
仏様様も倫理次第で 俺の煩悩リンチしちゃうよ
出典: とおりゃんせ/作詞:内田直孝 作曲:内田直孝
”仏様も倫理次第でリンチする”って、この歌詞に筆者は痺れました!
「仏」と「リンチ」なんて対極にある存在に感じますが、確かに言われてみればそうだよな、と思わず納得してしまいます。
皮肉たっぷりでアンチな歌詞が、超かっこいい。これぞリズミック!
ドレミファソラシド
ビジネスのコンテンツ
ピカソのような 天才を淘汰
本質をそいだ
型はまりセンテンス
出典: とおりゃんせ/作詞:内田直孝 作曲:内田直孝
”ピカソのような天才を淘汰”、これも日本の社会に対するアンチテーゼですよね。
「出る杭は打たれる」なんて言いますが、日本にはびこる同調圧力や行き過ぎた民主主義に、息苦しさを感じるときもありますよね。
ピカソの絵は皆さんご存知だと思いますが、確かに一見すると理解し難くて人によっては恐怖を感じることがあるかもしれません。
人と違うから、自分が理解できないから、周りからずれてるから。
そんな理由だけで出てくる杭を打ちまくっていたら、そりゃみんな型にはまることしかしなくなりますよね。
音楽業界でも、言いたいことや歌いたいことがあっても、世間の目やいろんな事情を考慮して歌えないことがあるのかもしれません。
ただ売れるだけの、ビジネスコンテンツだけとして作られた音楽。
ロックはそんな薄っぺらいもんじゃない!と彼らは訴えているのかもしれません。
優越感に浸っちゃ終わるぞ
終わっちゃいねえんだ人生は
とおりゃんせ とおりゃんせ
こっちの世界は甘い罠だらけ
出典: とおりゃんせ/作詞:内田直孝 作曲:内田直孝
”終わっちゃいねえんだ人生は”という歌詞に、リズミックらしさをひしひしと感じます。
とにかく前へ進みたい、ガツンとパワーが欲しい!そんなときに聴いてほしいナンバーです。
エンジン全開で背中を押してくれることと思います♪
さいごに。
いかがでしたでしょうか。
今回は、Rhythmic Toy Worldのロック魂がアツい一曲「とおりゃんせ」をご紹介いたしました。
これぞRhythmic Toy World!ともいえる、気分のアガるナンバーでしたね。
リズミックの楽曲は、「とおりゃんせ」のように激しいナンバーもあれば、同じアップテンポでも爽やかに聴かせるナンバーまで多種多様。
ぜひ冒頭でご紹介したアルバムなどで、リズミックの様々な顔を知って頂きたいです♪
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