2枚目のシングル「同じ空の下」
高橋優の2枚目のシングル「同じ空の下」は2013年5月15日にリリースされ、初回限定版はDVD付きで発売されました。
この楽曲のリリース前に高橋優は、渋谷eggmanでのライブで2ヶ月連続でのシングルリリースを発表しました。
1枚目の「(Where's)THE SILENT MAJORITY?」に続き、2枚目が「同じ空の下」でした。
「同じ空の下」はNHK総合で放送されていたドキュメンタリー番組「仕事ハッケン伝」の、テーマソングとして使用されていました。
夢も希望もなくした老人のリアルな姿を映したPV
「同じ空の下」のPVは大橋仁氏によって制作されました。
大橋仁氏は写真家で、レミオロメン、ゆず、福山雅治、平井堅などの有名アーティストのCDジャケット撮影を担当してきました。
今回の映像で特徴的なのは、一般の64歳の男性を密着取材して制作されたPVです。
シングルのリリースに先立ってyoutubeで公開されました。
映像の中の文字も、大橋仁氏です。
64歳一般人男性の密着取材をしたわけ
PVを初めてみると、「このおじさん誰だろう?」と知らない男性に少々困惑します。
その後はリアルな生活が映し出されるので、高橋優の歌声より、生活風景の方が目に飛び込んできます。
2回観てやっと歌詞が頭に入ってくるような、衝撃もあるPVになっています。
映像に映っている男性は、都内在住の64歳の一般の方です。
約7日間に及ぶ密着取材を行い、リアリティのある映像に作り上げたそうです。
高橋優は「夢に立ち向かおうとしているこの曲の中に、対照的な存在として夢も希望もなくしてしまった老人のリアルな姿を描きたかった」と語っています。
夢を失っているように見えるが
PVの中で出演者の関根さんの気持ちとして「今の俺には50前後の女がいいな」
「オレに本気になってくれるかもしれないじゃん」という手書きの文字で出てきます。
その後に「本当はもっと生きたい、関根さんはそう言ってるみたいだった」
つまり「それって、生きる希望なんじゃないんですか?」と問いかけでPVは終わります。
夢に立ち向かおうとしているテーマとは対照的な存在として、64歳の男性・関根さんのリアルな生活を映しているわけですが、関根さん自身も希望を持って生きていた。
という想いが伝わってきます。
結局は「夢に立ち向かっている映像」になっているんですね。
高橋優の楽曲について
高橋優のプロフィール
・1983年12月26日生まれ
・秋田県横手市出身
・身長173センチ
・札幌学院大学人文学部卒業
・2010年メジャーデビュー
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/高橋優
父親は民謡歌手という高橋優は、2007年札幌のライブハウスで、ミューズ山口氏にスカウトされました。
2008年に上京。アミューズに所属。
2010年7月21日ワーナーミュージック・ジャパンより「素晴らしき日常」でメジャーデビューしました。
日常のリアルさを歌詞にのせた、リアルタイム・シンガーソング・ライターと言われるようになりました。
1枚目のアルバムのタイトルにもなりました。
ニューヨークのタイム紙に掲載
2011年2月にニューヨークの中心部でストリートライブを行なっています。
かなり精力的に音楽活動をしていたんですね。
あのニューヨーク・タイムズ紙に「福笑い」の歌詞の一節が掲載されました。
日本人ではオノ・ヨーコさん以来2人目なんだそうで凄いですね!