僕の本心
確かにあったでしょ?目には見えないけど
大きなカバンでも入りきらない位の
好きなレコードや 待ち遠しい季節が
ただ一緒なだけで笑えてたじゃん
出典: 体温/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA∞
主人公は、目に見えないほどの愛が自分たちにあったと言います。
長く一緒にいると、相手に多くのものを求めてしまうもの。
しかし、始まりはもっとシンプルでした。
好きなものが一緒なだけで嬉しくなる。そんな幸せな過去の描写です。
主人公はこう続けます。
何もかも見えないからこそ
愛の本質が見えてくるんじゃないか?
分からなくなるよ・・・綺麗事を抜いたら
何が一番大切かは言えやしないけど
出典: 体温/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA∞
形のないものこそ、真実の愛ではないか?
ただし、主人公は自分の発言に自信がもてません。
綺麗事を並べただけでは、生きていけないのがこの世の中。
自分と夢、どっちが大事かと彼女に問われたら答えられません。
主人公もまた、愛のために夢を捨てることはできないのです。
愛の本質
彼女が残したもの
この曲の最後は、こんなふうに締めくくられます。
「サヨナラ」のその一言だけで
消せてしまう事なんて一つも無かったんだ
これも違うのかい?離れようとはしない
唇に残ってる 形の無い 見えない体温
出典: 体温/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA∞
2人の思い出は記憶の中に留まり続けるでしょう。
それらを簡単に消し去ることはできません。
主人公にとって、忘れらないものがもう1つあります。
最後のキスで伝わってきた彼女の体温です。
その温もりには、確かに愛が宿っていました。
彼女はまだ主人公のことを愛しているのです。
現実を前に、別れを切り出すしかなかった彼女。
口では愛想を尽かしたふりをしていましたが、本心は違います。
唇の体温までは、嘘をつくことができませんでした。
これほどまでに切ないラブソングがあるでしょうか?
夢と愛の間で苦しむ恋人たちが聞けば、涙せずにはいられません。
愛を歌う彼らの言葉
TAKUYA∞は、バラードを聴くことがとても好きなようです。
作るのと歌うのは少し照れるとインタビューでは答えています。
しかし、彼にはバラードの才能があるとしか思えません。
女性目線で書かれた歌詞は、男性が作ったとは思えない完成度。
【体温】とよく比較される、「マダラ蝶」という曲がまさにそうです。
自分の姉視点で書いた歌詞だと、本人は答えています。
実体験でなくても共感される歌詞を書く天才。
そんな彼らを深く知るために、以下の記事も読んでみてください。
『マダラ蝶/UVERworld』は○○に向けて作られた!?涙する女子続出の歌詞を徹底解釈! - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
若者を中心に絶大な人気を誇るロックバンドUVERworld(以下ウーバー)。彼らの泣けると噂の楽曲「マダラ蝶」について紹介します!
共感する歌詞をもっと探したい方は、こちらもチェック。
自分自身の生き方を変えてしまう言葉に出会えるでしょう。
UVERworldの共感する歌詞に涙が止まらない【crewによる厳選】 - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
名曲が多いといわれるUVERworldのたくさんの楽曲の中から特に特に特にファンからの人気が高い曲&筆者の独断と偏見で選んだ共感できる名曲を10曲まとめました。 永久保存版です!!