Give a reason

林原めぐみ【Give a reason】歌詞の意味を解釈!何を求めてる?未来の自分に届けたいものとはの画像

声優や歌手として活躍している林原めぐみさん。

アニメ「名探偵コナン」の灰原哀役や「ポケットモンスター」のムサシ役などを務める大人気の声優です。

そんな林原さんが1996年に11枚目のシングルとしてリリースしたのが「Give a reason」です。

アニメ「スレイヤーズNEXT」のオープニングテーマにも起用されています。

オリコンシングルチャートではトップ10入り、また1996年7月度のゴールドディスクにも認定されました。

そんな「Give a reason」は未来の自分のために今を頑張ろうとする様子が描かれています。

とても前向きになれる歌詞です。

それでは、この「Give a reason」の歌詞について解説していきたいと思います。

今の自分の人生

ハイスピードで過ぎる日常

目まぐるしい 時間の群れが
走り抜ける 都市はサバンナ
かわるがわる シュールなニュース
明日になれば 誰も忘れてる

出典: Give a reason/作詞:有森聡美 作曲:佐藤英敏

これらの歌詞から、とても忙しい様子が伝わってくるのではないでしょうか。

時間が早いスピードで、そして怒涛のように流れていくのです。

サバンナのように、いろいろな動物が動き回り、様々な場所で狩りが行われている状況。

まるで自分でもついていけなくなりそうなほどの忙しさなのかもしれません。

そして歌詞の3行目や4行目。

日々私たちの身の回りでは多くの事柄が起きます。

しかし「シュール」という言葉からも、自分とは関わりのないように感じてしまうものばかりなのです。

そのため、時間が経つとそのニュースは全く記憶に残っていないのでしょう。

これらの歌詞からは、現実にあまり納得していない印象を受けるのではないでしょうか。

生きているならば

生きている 今 生きている
そんな中で 何かを求め
もがくように 抜け出すように
この力を 試してみたくて

出典: Give a reason/作詞:有森聡美 作曲:佐藤英敏

そんな不満そうに感じてしまう日常だとしても、今生きていることに変わりはありません。

生きているのであれば、無駄な時間を過ごしたくないのです。

自分が何をしたくて、何のために生まれてきたのか。

そんな大きなテーマを必死に探し続けているのです。

群れのように大勢の人と同じ方向に行く、同じような行動をしてしまうことも多いこの世の中。

しかし自分は、自分にしかできないことを見つけて、自分らしく生きていきたいのです。

人が流れていく方向とは違う方へと進んでいきたいのでしょう。

自分はきっとそのように他の人とは違う、何か光るものがある。

そう信じているのでしょう。

自分の力がどれほどのものなのか、チャレンジしていきたいのです。

未来のために

生まれた理由

きっと どこかに“答”ある 生まれてきた答が
人は皆 それを求め
やるせない のがせない 夢に向かうの

出典: Give a reason/作詞:有森聡美 作曲:佐藤英敏

生きていれば、自分が生まれてきた理由が絶対にわかる。

そのように信じているのです。

「このために生まれてきたのか」と気がつくことは多くの人が経験することかもしれません。

いわゆる「生きがい」というものです。

そんな素晴らしいものを見つけるための、生きている間ずっと探し続けるのでしょう。

自分の生きる意味を見つけたくて仕方がない

そしてもしその生きる意味を見つけたら、それを見過ごすわけにはいかない。

私は生きがいを見つけて、夢を叶えたいのです。

自分にとっての今の夢は、生きている理由を探すことなのかもしれません。

止められない

傷つく事は恐くない だけどけして強くない
ただ 何もしないままで 悔やんだりはしたくない
Here we go! go! 走り続ける 誰にも止められはしない
未来の自分へと Give a reason for life 届けたい

出典: Give a reason/作詞:有森聡美 作曲:佐藤英敏